老人専門病院の追加建設「4つの圏域」に分けて拡充

投稿日d 2003-06-18 ヒット数 5608

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– 道の西部圏と北部圏は2006年まで拡充建設 

京畿道は平均寿命の伸びにより老人人口の急増にともなう痴呆・脳卒中などの老人性病気の発病率が高くなったのにもかかわらず、老人専門医療機関はいちじるしく不足している現状から老人病に対する専門医療サービスをバランスよく提供するために道立老人専門病院を追加的に建設していくことにした。 

これに関連して、道は基本的な方針を道内地域を東部圏、南部圏、西部圏、北部圏に分け、各圏域別に人口数、老人人口、老人専門病院、道立病院の分布率に沿った道立老人専門病院を、足りない地域には追加的に建設する予定だ。 

まず道は、△東部圏域は驪州- 広州- 城南を中心にした京畿東部地域、△南部圏域は龍仁- 水原- 華城を中心にした京畿南部地域、△北部圏域は坡州 – 議政府- 加平を中心にした京畿北部地域、△西部圏域は始興- 富川 – 金浦を中心にした京畿西部地域に分ける。 

また道は追加建設を、西部圏には老人人口が163,465名(道全体26.6%)であるにもかかわらず、 老人専門病院は富川にある民間医療機関、シンエ療養病院1個所(42病床)しかなく、また公共医療機関もまったくないため他圏域に比べて相対的に老人専門医療施設が劣悪な現状であるため、道立老人専門病院建設が強く求められている。 

道は建設事業期間を2004年∼2006年までとし、建物の延べ面積2,000坪、200病床規模で推進していく計画である。 

総予算は国費、道費、自己負担などをあわせて12,000百万ウォンとし、運営は医療法人に委託運営(独立採算制)にする。 

また、北部圏域には老人痴呆専門病院建設推進のための研究サービスを整備し、2003年、金浦市立痴呆専門療養病院建設のための国庫補助金を道立老人専門病院建設費用に転換し、追加建設の必要性を検討したうえで、敷地の確保など第二庁舎から順に建設を推進していく計画である。