韓国陶磁 文化・産業発展案を求めて

投稿日d 2003-06-17 ヒット数 5556

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財団法人「韓国陶磁発展戦略」セミナー開催、19∼20日 

韓国の陶磁文化と産業を育成・発展させるための案は? 韓国最高の陶磁器専門家たちが集まって答えを模索するための討論の場が設けられた。 

財団法人<世界陶磁器エキスポ>は、来る19日∼20日まで二日にわたり、京畿道 利川のミランダホテル(グランドヴォリューム)で「韓国陶磁の発展戦略」というテーマでセミナーを開催する。 

この日のセミナーにはソン・ハクキュ 京畿道知事をはじめ、ホン・ヨンギ道議会議長、チョン・ヤンモ全国立中央博物館長とユン・ヨンイ明知大教授など学界、行政自治部と文化観光部の関係者ら、また地もとの陶芸人及び陶磁関連学科の学生らなど、陶磁分野における産業・学界・政治関係者など総勢約400名が参加することとなっているため、利川・広州・驪州地域はもちろん、韓国陶磁の文化・産業を実質的に育成発展させていける確実な案が出ると期待している。 

今回のセミナーは、4回に分けて、初日はソン・ハクキュ道知事の開会の挨拶を皮切りにホン・ヨンギ議長の祝辞、チョン・ヤンモ全国立中央博物館長の演説などの第1部開会式に続き、第2部ではウ・クァンホ弘益大教授の司会で、第1テーマ「文化的側面からの発展戦略」についてユン・ヨンイ明知大教授が「21世紀韓国陶磁文化の発展戦略」という内容を発表する。 

引き続きハン・ホンギル ソウル産業大教授とイ・ドンジョン工芸文化振興院長、ユ・クァンヨル へガン陶磁博物館長、パク・ソクウ祥明女子大の碩座敎授がそれぞれ ▶陶磁教育と陶磁芸術分野 ▶陶磁文化の底辺拡張 ▶地もと陶磁文化活性化案 ▶ 国際陶磁現況と韓国陶芸界の道などに対し、討論会が行われる予定だ。 

また、二日目には、第3部で、チョ・テクォン クァンホ文化財団理事長が第2テーマ「産業的側面からの発展戦略」について述べた後 ▶ハン・ヨンスン チョンガン大教授(京畿地域の陶磁器窯の実態) ▶イ・ビョンハ明知大教授(陶磁器の材料及び技術現況と展望) ▶チェ・イソク窯業技術院の主席研究員(韓国陶磁器産業の現況と発展方向) ▶ソ・ギソク産業資源部生物化学産業課事務官(利川・広州・驪州地域の陶磁器産業の育成支援)など、陶磁産業部門に関した集中的な討論会が行われる。 

セミナー最終日の第4部では第2、3部における話し手、討論参加者、3つの市・郡の陶磁器組合長などが参加し、総合的な討論の結果として現実的な対策案をまとめる計画である。