国内旅行客、昨年度に京畿道を5千340万回訪問。3年連続、全国最多

投稿日d 2022-07-12 ヒット数 263

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○ 韓国文化観光研究院による「2021年国民旅行調査」の結果、京畿道が国内旅行地として全国1位にランクイン
– 日帰り旅行地として全国1位、1人当たり国内旅行回数が全国1位など、人気の旅行地であることを証明

○ 京畿トゥルレ道、京畿海など、京畿道ならではの全国的観光スポットを造成

昨年、韓国人の国内旅行の現状を分析した結果、京畿道訪問が5千340万回で、3年連続全国最多であることが分かった。

文化体育観光部傘下の韓国文化観光研究院が先月13日に公開した「2021年国民旅行調査」をメタ分析した結果、韓国人が昨年京畿道を訪問した国内旅行回数は、5千340万回で、全国で最も多かった。2位の江原道(2千542万2千回)の2倍以上に引き離している。前年度2020年の1位は、京畿道4千549万6千回、2位は江原道2千236万2千回だった。

旅行を宿泊と日帰りに分けると、日帰りの旅行回数では、京畿道が4千625万9千回で、圧倒的な1位に輝いた。2位の慶尚北道1千507万8千回からすると、約3倍に達する。集計された結果、宿泊旅行の回数では京畿道は714万2千回で、全国7位となった。全国1位は、江原道で1千587万5千回だ。

全国民の旅行地別1人当たり平均国内旅行回数も、京畿道が1.17回で、全国で最も高かったが、これは国内旅行のとき、京畿道を平均一度は訪れるという意味だと京畿道は説明する。2位は、江原道で0.56回だ。

観光客の訪問が地域の経済に及ぼす影響を示す「1人当たり平均支出額」として、京畿道は6万6千ウォンと、全国3位だ。1位は済州道11万5千ウォン、2位は江原道7万4千ウォンだ。

今回の調査は、韓国文化観光研究院が昨年の1年間、15歳以上の国民5万400人を毎月面接調査を行い、その結果を標本として全国民の数値を計算する方法で行われた。

京畿道は新型コロナウイルス感染症で国内旅行が増えており、京畿道の多様な魅力が国内観光客の注目を集めていると分析した。京畿道は、水原華城、楊平トゥルムモリ、坡州臨津閣など、伝統的な観光地だけでなく、圏域別生態観光拠点、京畿トゥルレ道の開通、京畿海の活性化政策など、観光客誘致のための努力を傾けてきた。また、障害があっても観光できるように、道内の主要観光地にバリアフリー観光施設を拡大する一方、観光消費が地域経済の活性化につながるよう、住民が観光政策に参加する「公正観光環境づくり」も進めている。

京畿道は「日常回復」への切り替えによる観光需要の増加に合わせ、旅行業界と協力体制を整え、外国人観光客誘致にも先制的に取り組む計画だ。

チェ・ヨンフン京畿道観光課長は、「京畿トゥルレ道、京畿海など、京畿道ならではの新しい観光スポットを拡大する一方、京畿道で癒し、大自然、安全な旅行が楽しめるよう、コンテンツやイベント、観光情報をより一層充実させていく」と述べた。