京畿道、豊島など漁村地域を訪れ、故障した船舶を修繕する移動修理所を運営

投稿日d 2022-04-06 ヒット数 242

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○ 離島・僻地の漁業関係者の経済的負担を減らし、海難防止を目指す
○ 支援内容:舶用機関や装備の点検・修理と小型部品の交換費用
○ 支援対象:菊花島、豊島、金浦(漢江)、坡州など7か所の漁村契で漁業経営体として登録している漁業者

京畿道海洋水産資源研究所は、修理業者と離れているため漁業用資機材の修理に困難をきたしている道内脆弱地域の漁業者のため、「移動修理所」を運営する。

「移動修理所運営事業」とは、修理専門業者が現場を訪ねて無償で船用機関、漁業用装備の点検・修理を行い、小型部品の交換費用を支援する事業である。

「海面班」と「内水面班」に分かれたスタッフが漁村契の港・浦口を直接訪問し、エンジン、点火プラグ、燃料配管、無線機、魚群探知機、漁船航海灯、レーダー、衛星航法装置(GPS)などに対する点検・修理サービスを提供する。

支援対象となる地域は、金浦(漢江)、坡州、北坡州、加平、漣川・内水面の漁村契と華城市の菊花島、安山市豊島・海水面の漁村契の7か所で、各地域の漁業経営体に登録された漁業者が対象となる。

1年間1人当たり2回・20万ウォン以内で部品の交換費用も支援され、1回につき10万ウォンを超えて支援を受けることはできない。修理金額が超過した場合には、需要者が超過分を負担する。

京畿道海洋水産資源研究所のキム・ボンヒョン所長は、「移動修理所運営事業を通じて島嶼・僻地に住む漁業者の生計活動に実質的に役立つことを期待しており、今後さらに多くの漁業者が支援を受けられるよう事業拡大に努めたい」と述べた。

一方、京畿道は昨年、同事業により坡州、金浦など7か所の漁村契・109隻の漁船に対して修理・点検を行っている。