ヨジュの孝宗大王陵のチュウセンヒメツゲ(淮陽木)

投稿日d 2016-06-22 ヒット数 321

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指定番号天然記念物 第459号
指定日2005. 4. 30.
所在地驪州市 陵西面 旺垈里 907-1

紹介 

淮陽木がある寧陵は、朝鮮朝第17代孝宗(1649〜1659)と人宣王后張氏(1618〜1674)の双陵で、元々ヤんジュウという地域の建元陵の西側にあったが、1673年(顯宗 14年) 現在の位置に遷葬されている。特に寧陵齋室は、現存する朝鮮朝王陵齋室の中で建物の空間構成と配置が一番優れた建築物として評価を受けており、この様な齋室空間内にチュウセンヒメツゲとイブキ(ヒノキ科の常緑高木)また齋室建築の年代より再に古い500年以上さか上るケヤキが一団となって覆われている様は、齋室の歴史性を一層高めてくれている。このチュウセンヒメツゲは葉が厚く楕円形をしており、花は4〜5月に咲き実は6〜7月に茶色で熟す常緑樹だ。慶北北部、忠北、江原道、黄海道地方の石灰岩地帯に主に自生する。元々チュウセンヒメツゲは小さく低く伸びる木でこの齋室内にある様な大きく伸びた木は捜すのが容易でないことから、こらが生物学的に価値が大きい老巨樹というだけでなく、1673年に造成した孝宗寧陵齋室で300余年もの間育された木としてその由来ののみならず歴史性までもが非常に深いものとされている。

 

 

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