ARメガネをかけると部品説明、作業過程が目の前に広がります

投稿日d 2020-10-11 ヒット数 166

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○ 道、「AR基盤の製造工程遠隔システム具現化支援」事業参加企業を10月16日まで募集
– ARを活用した遠隔製造工程供給企業1社を選抜予定
– AR基盤の遠隔製造工程システム導入を希望する中小企業6社を選抜予定
○ ポストコロナ時代、AR(拡張現実)を通じた製造産業の競争力強化が期待される

京畿道は、京畿道経済科学振興院と共に、中小製造企業に拡張現実(AR)サービス・プラットフォームを支援する「AR基盤の中小企業製造工程遠隔支援システム具現化支援事業」の参加企業を、来る16日まで募集する。

製造工程にAR技術を活用すると、未熟練者が熟練者の指示を遠隔で受けたり、管理者が製造現場を遠隔制御するなど、別の場所にいる人々がリアルタイムで非対面協業することが可能となる。また、部品組立などの作業工程教育にAR画面を利用すると、本のマニュアルを見ながらの作業よりも両手が自由で、より直観的に知識を習得できる。

例えば、作業者が拡張現実メガネ(AR GLASS)を着用すると、必要な道具や部品の使用方法、結合位置などがメガネに表示され、管理者がモニターを通じて助言したり、作業内容などを確認することができる。実際に、韓国では一部のAR技術開発企業がすでに活用中だ。

道は、供給-需要企業を各々選抜する予定で、供給先はAR基盤の製造工程技術を有した企業、需要先はAR基盤の製造工程システムの無料構築を希望する京畿道所在の中小企業を選抜する。

供給先は、AR基盤の製造工程技術を普及したり、普及を希望する企業で、技術普及後の成果や波及効果などが評価される。需要先は、AR基盤の製造工程がどれほど必要なのか、システム構築が可能なのかなどが重点的に評価される予定だ。

道は、供給企業として1社を選定して構築支援金3億ウォンを支援し、需要企業は6社を選定して供給企業が構築したAR基盤の遠隔支援システムを導入する予定だ。

申請方法などの詳細については、egbizホームページ(http://egbiz.or.kr)で確認できる。

イム・ムンヨン京畿道未来成長政策官は、「ARを導入した企業が生産性向上を体感して、融合事例が広く拡散されることが事業の目的である。」と述べ、また、「これを通じて、相対的に出遅れている産業AR市場を拡大させて、非対面時代の新たなエコシステムが構築されることを期待している。」と語った。