金東兗(キム・ドンヨン)知事、駐韓ドイツ大使とエコ技術などの交流・協力方案を協議

投稿日d 2022-08-09 ヒット数 228

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○ 金東兗(キム・ドンヨン)知事、9日に道庁に訪問したミカエル・ライフェンシュトゥール駐韓ドイツ大使と会談
○ 京畿道とドイツのエコ技術、新芽企業などの交流・協力方案を協議

金東兗(キム・ドンヨン)京畿道知事がミカエル・ライフェンシュトゥール(Michael Reiffenstuel)駐韓ドイツ大使と会談し、京畿道とドイツのエコ技術と新芽企業など、様々な分野の交流拡大のために協力することに合意した。

金東兗知事は9日の午後、京畿道庁に訪問したミカエル・ライフェンシュトゥールドイツ大使と会談し、「欧州連合(EU)の中で、韓国との交易規模が最も大きい国がドイツ」と述べ、「分断という共通点を持つ京畿道とドイツが様々な分野において親密な同伴者としての関係を維持することを期待する」と話した。

金知事は続けて「10月に開かれる『Let’s DMZ 平和の道を歩く』イベントで京畿道とドイツが協力する姿を見せてほしい」とライフェンシュトゥール大使を招待した。

これに対してライフェンシュトゥール大使は、「ご招待に感謝し、ドイツの分断と統一の歴史を共有できる機会になることを願う」と応じた。

さらに彼は現在京畿道と経済友好協力地域であるバイエルン州について紹介し、「両地域が強みを持つバッテリー、半導体、水素エネルギー、新芽企業、未来技術分野などにおいて交流・協力を進めたい」と提案した。

金知事とライフェンシュトゥール大使はこの日、エネルギー危機から考える世界情勢、経済危機と今後の動向など、様々なテーマで意見を交換した。

ライフェンシュトゥール大使は2020年8月に駐韓ドイツ大使として赴任し、駐イスタンブール総領事(2018~2020)、駐カイロ大使館(2009~2012)で勤務していた経歴を持つ外交専門家だ。

この日の会談は、金知事と独韓関係や京畿道とドイツの交流・協力方案を協議したいというライフェンシュトゥール大使の提案によって実現した。

以前京畿道は2016年5月にドイツのバイエルン州と経済友好交流協力協約を締結しており、コロナ禍によって交流が中断されていたが、バイエルン州の要請によって今年から交流を再開した。今年の3月にはバイエルン州外交課とビデオ会議を行い、エコ技術、新芽企業の交流、相互訪問の推進に関して協議するなど、最近交流にも拍車をかけている。

一方、金東兗知事は最近コリン・クルックス(Colin Crooks)駐韓英国大使とも会談し、京畿道とイギリスの交流拡大方案を協議するなど、韓国を代表する自治体として幅広い外交を続けている。