道、安全と面白さに拡張現実を組み合わせた旅行プログラム運営
投稿日d 2020-10-22 ヒット数 207
コンテンツ
○ ポストコロナに備えた新しい形の高品質コンテンツ旅行を試みる
○ 個人または小規模で楽しめる京畿道の野外歴史・生態観光地を中心に構成
– 拡張現実ミッションツアー「水原華城の秘密」、京畿道コンテンツを活用して自分だけのオリジナル旅行を組む「京畿モドゥオルレ(ALL来)」、約10人の小規模当日ツアープログラム「人生旅行」
「大型バスでの団体観光はもうおしまい! 京畿道が安全で楽しい、新しい旅をご提案します。」
京畿道と京畿観光公社が、新型コロナ時代に合う新しい形の旅行を楽しめるよう、拡張現実(AR)観光、小規模観光などのプログラムを企画して運営に乗り出す。
京畿道の本プログラムは、新型コロナウイルス感染症の感染リスクの高い室内はなるべく除き、京畿道の野外歴史・生態観光地を中心に構成して、京畿道の秋を楽しみながら良質のコンテンツを体験できる旅になるよう企画された。
まず、道は水原市と共同で水原華城がテーマの拡張現実(AR)ミッションツアー「水原華城の秘密」アプリをリリースした。水原華城の主な地点を歩きながらスマートフォンで楽しむ新概念のミッションツアーアプリで、拡張現実技術と推理ゲームが組み合わさった野外リアル脱出ゲームだ。
利用者は「水原華城の秘密」アプリをダウンロードして、長安門チケット売場でミッション用紙を受け取り、華城一帯を歩きながらゲーム式のミッションを解いていく。水原華城の建築に貢献したチョン・ヤギョン(丁若鏞)がつくった儀軌が消えたというミステリーを解く内容で、拡張現実(AR)を利用してゲームを楽しみながら、華城に関するストーリーを自然に体験できるようつくられた。体験しながら完成されたミッション用紙は、水原華城での思い出がこもった記念品となる。
現在テスト運営中で、無料で体験することができ、翌月7日からはアプリを一部補ったうえで、7,500ウォンの有料商品に変わる。脱出ゲームのように、家族や友達など4人以下の小規模チームでミッションを遂行すると一層楽しめる。体験時間は約2~3時間ほどだ。
「水原華城の秘密」は、AndroidのGoogle Playでダウンロードでき、iPhoneのApp Storeでも近々リリースされる予定だ。
二つ目のプログラムは、参加者が京畿道の歴史・文化・生体資源を活用して、自ら旅行計画を組んで直接体験してみる、京畿旅行サポーターズ「京畿モドゥオルレ(ALL来)」だ。
このプログラムは、4人以内のチーム単位で参加できる。参加を希望するチームは、京畿道の旅行コンテンツを活用して、ストーリーのある旅行計画を組んで提出する。選定されると、専門旅行作家より旅のストーリーとルートのサポートを受けられる。旅行アイデアの熟成過程を経て、自分だけのオリジナル旅行に色が加えられたら、参加者が直接旅行を経験して、SNSに掲載するなど、どこにもない自分だけの思い出を残すことができる。当日または1泊2日の旅行計画書、ストーリー興味度などを考慮して全6チームが選抜され、旅行に伴う費用はすべて京畿道が負担する。参加申請は、来る25日まで京畿道観光公社ポータル(ggtour.or.kr)で受け付けている。
道は、翌月3日から14日まで、約10人の小規模当日ツアープログラム「人生旅行」も運営する予定だ。訪問客の少ない平日を中心に、新型コロナウイルス感染症防疫心得を遵守して、厳選された観光地を訪問できる10個のプログラムを導入する。
プログラムは、▲富川漫画博物館などキャラクターファングッズづくり、▲水原行宮工房通りで朝鮮民画描き、▲南楊州の水の庭園で絵画(ドローイング)など、地域の特色を活かした体験だ。また、旅行中に実施されるミッションを通して、参加者が一日の旅程を収めた写真エッセイ旅行ブックを直接作るプログラムも含まれている。「この世にたった一つ、私だけの本」を直接作って、この旅行を一生の思い出にすることができる。小規模当日ツアープログラムの参加費用は1万5,500ウォンで、ハナツアー(www.hanatour.com)、アイアムスクール(https://school.iamservice.net/)サイト、またはアプリで予約することができる。
チェ・ヨンフン京畿道観光課長は、「このプログラムは、これまで運営してきたパッケージツアー形態の殻を破り、コロナ時代に合った小規模・スマート観光を実験的に試みたものだ。」と述べ、また、「新しい観光パラダイムの変化を導くきっかけにしていきたい。」と語った。
なお、一部のプログラムは、新型コロナウイルス感染症防疫措置が1段階で維持される間に運営され、道は防疫措置段階が強化される場合、観光プログラムを縮小する計画だ。