漣川全谷伝統市場など4か所、「2021京畿道型伝統市場特性化事業」の対象に選定

投稿日d 2020-10-29 ヒット数 229

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○「2021年度京畿道型伝統市場特性化事業」の対象となる伝統市場4か所を選定
– 京畿道型商圏振興区域2か所(河南新長伝統市場、漣川全谷伝統市場)
– 共生発展型京畿共有マーケット1か所 (平沢松炭伝統市場)
– 京畿道優秀市場育成1か所 (水原旧梅灘市場)
○ 新型コロナ危機克服のため伝統市場自生力強化と通り経済活力復元に焦点を当てる

漣川全谷伝統市場、平沢松炭伝統市場など、京畿道内の伝統市場4か所が、「2021年度京畿道型伝統市場特性化事業」に選定された。

この事業は、伝統市場の商人など自営業者たちの生業基盤の強化、旧都心商圏の復興、路地裏経済活性化を目標として民選7期京畿道が推進するもので、今年は「京畿道型商圏振興区域」、「共生発展型京畿共有マーケット」、「京畿道優秀市場育成」などの公募を実施した。

当初、来年度の推進事業だったが、新型コロナウイルス感染症によって困難に直面している伝統市場に対する緊急経済処方として、今年8月に公募時期を繰り上げた。

各分野の専門家が参加した選定進議員会を開き、特化戦略、効果、力量などを総合的に検討して、高い評価を得た4か所の伝統市場を最終対象地として選定した。

第一に、「京畿道型商圏振興区域」は、伝統市場と周辺商圏を結んで商圏振興区域に指定し、多様な支援策を繰り広げて旧都心に活力を吹き込む事業で、「河南新長伝統市場」と「漣川全谷伝統市場」の2か所が選ばれた。

指定地域は、施設改善、マーケティング、文化芸術空間造成など商圏活性化予算を1か所につき4年間最大40億ウォンまで支援される。

また、この商圏が自ら生存して差別化された競争力を確保できるよう、各種事業を専担する「商圏振興センター」を設置して、商人と専門家等が参加する民間主導型商圏自治協議体「商圏振興協議会」を運営する。

第二に、「共生発展型京畿共有マーケット」は、伝統市場・路地裏商圏・五日市などと連携する場所に、様々な地域主体が販売者として参加する「共有商業空間」を築く事業だ。これに「平沢松炭伝統市場」が選定され、最大2億ウォンの予算が投入される。

共有マーケット事業団とマネージャーにより、住民、協同組合、農業者、フードトラックなどとともに、新規顧客を創出できる新しい品目とプログラムを発掘して、商人と住民が交流するコミュニティを築き、商圏復活を図る。

第三に、「京畿道優秀市場育成」は、観光コースなど地域の特化要素を発掘して、これを連携することで韓流ハブ型特化市場など地域中心の代表ブランド市場をつくることを目的としている。

これには「水原旧梅灘市場」が選ばれ、10億ウォンの事業費が投入され、設備整備、空き店舗などの空間活用、広報・マーケティングなどカスタマイズ型総合支援が実施される。

チョ・ジャンソク小商工人課長は、「京畿道は、新型コロナウイルス感染症により困難に直目している路地裏経済に対する緊急経済処方として、限定版の地域通貨など様々な対策を発掘して推進している。」と述べ、また、「商人の自生力強化と地域経済活性化のため、実りある事業を実施していきたい。」と語った。