安養京畿ベンチャー創業センター、予備創業~成長「全周期創業保育拠点」としてリニューアル

投稿日d 2020-10-21 ヒット数 216

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○ 京畿ベンチャー創業支援センター(安養)、リモデリングを通じて「全周期創業保育拠点」としてリニューアル
– 予備創業、創業初期(1~3年)、成長期(3~7年)創業企業まで総合的に支援
– 低コストな創業空間の提供とカスタマイズ型創業支援プログラムを運営
– 優秀なアイデア試製品を実現させる「メーカースペース」も設置

京畿道と京畿道経済科学振興院は、「京畿ベンチャー創業支援センター(安養)」が予備創業から創業、成長まで総合的に支援する「全周期創業保育拠点」としてリニューアルしたことを21日に明かした。

去る2005年に安養市万安区で開館した「京畿ベンチャー創業支援センター(安養)」は、これまで創業3~7年以内の「成長期企業」に焦点を合わせて、業務空間とコンサルティングなどを支援する役割を果たしてきた。

しかし、京畿西南部圏に創業段階別に総合支援する施設がなかったため、予備創業と創業初期(1~3年)の企業を育成する機能も必要であるという意見が幾度も提起されてきた。

そこで、「公正創業エコシステム活性化」を公約として掲げた民選7期京畿道が、センター3階のうち1つの階(869.52㎡)をリモデリングして、予備創業者と創業初期企業を育成する空間を新しく設置した。

全周期創業保育拠点に生まれ変わったセンターでは、今後京畿西南部圏の創業企業に対して多様な支援を繰り広げる。

まず、最少2人から最大6人まで使用可能な創業空間16室を、利用料月2~6万ウォンという低コストで提供して、また18席規模の開放型創業空間、協業空間などのインフラを無料で活用できるよう支援する。

また、ビジネスモデル樹立からアクセラレート、投資、海外マーケティングまで、創業水準と企業の特性を考慮した「成長段階別カスタマイズ型支援プログラム」も運営する。

同時に、企業の多様な技術上・経営上のボトルネックを迅速に解決できるよう、創業・ベンチャー、資金(金融)、人事・労務、マーケティング・輸出、投資など各分野の専門家との1:1メンタリングを提供して、企業力量強化教育、ブラウンバッグミーティングなども常時実施する。

特に、3Dプリンタ、プロッター、作業工具などが常備された「メーカースペース」で試製品の製作を支援して、製品写真撮影のためのフォトスタジオ、会議室、休憩・ネットワーキングスペースも無料で提供する。

予備創業者と創業3年以内の中小企業・ベンチャー企業が入居対象で、技術性と事業性などが評価されたうえで入居が決定される。入居・支援期間は、最大2年だ。開放型創業スペースは、常時利用申請することができる。

パク・サンドク創業支援課長は、「中小企業・ベンチャー企業を体系的に支援して、新しいビジネスモデルを発掘・育成し、地域経済の活性化と雇用創出を導いていく予定だ。」と述べ、また、「技術集約型創業エコシステムを構築することで、未来成長産業の育成と地域産業の高度化を実現できる基盤を拡大していく計画だ。」と明かした。

現在、道内には安養センターをはじめ、高陽、九里、南楊州、楊州、議政府1・2、坡州、抱川、金浦、富川、城南、水原、安城、義王、板橋、平沢など全17カ所で京畿ベンチャー創業支援センターが運営されている。