京畿道の動物衛生試験所がAI発生農家に「スマート乳酸菌」を無償で供給して病気を予防する。

投稿日d 2023-03-13 ヒット数 217

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今月13日、京畿道の動物衛生試験所は3月から鳥インフルエンザ(AI)発生農家と零細で脆弱な家禽農家に粉末有用微生物である「スマート乳酸菌」を供給すると発表した。

「スマート乳酸菌」は京畿道の動物衛生試験所が独自の技術で開発した乳酸菌(Lactobacillus plantarum GVS-1)を飼料に添加しやすくした粉末型製品だ。家畜に食べさせると生産性が増加し、免疫力が向上して鳥インフルエンザをはじめとする病気を予防するのに効果があると期待している。

「スマート乳酸菌」は粉の形で賞味期限が1年以上も長期で使用でき、保管と使用が簡単で便利だ。今年は高病原性鳥インフルエンザ(HPAI)発生農家と零細で脆弱な小規模の家禽農家などを重点し普及を対象に選定し、最終的に262の農家に約70トンを無償で供給する予定だ。昨年の240の農家と比べると、22ヵ所増えた。

動物衛生試験所のイ·ギュヒョン(李奎鉉)所長は「自主開発した有用微生物を直接の高品質で生産して、それを農家に供給することで、鳥インフルエンザなど家畜疾病を予防し生産性を高め、農家の所得増大に寄与すると期待している。特に悪臭の苦情による農家の悩みを解決するのにも役立つよう今後も有用微生物の拡大供給に最善の努力を尽くす」と話した。