京畿道ではバスの無停車の心配要らず! 30日から「市内バス乗車ベル」のテスト運営を開始

投稿日d 2020-11-25 ヒット数 192

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○ 全国初、京畿バス情報アプリを通じて、「市内バス乗車ベル」サービスのテスト運営を開始
– バス停で、スマートフォンのアプリで「乗車ベル」ボタンを押すと、運転手に自動で伝送される
– 乗車ベルを要請したバスが、そのまま通り過ぎてしまったら、慌てることなく、「無停車申告」で簡単申告が可能
○ 交通弱者のことを考えたUIの改善、道探し、バスレビューなどの機能も追加

バス停でバスを待ってみた経験がある人なら一度ぐらいは経験したことがある、市内バスの無停車。今月から京畿バスでは、そのような課題が、大幅に無くなると予想される。

京畿道は、バス停の無停車通過を予防するための「市内バス乗車ベルサービス」を、全国地方自治体初に取り入れて、11月30日から京畿バス情報スマートフォンのアプリを通じてテスト運営に入ると明らかにした。

「市内バス乗車ベルサービス」は、搭乗客の下車意思を伝えるための装置である「下車ベル」とは反対に、バス停で乗客が待っていることを該当路線のバス運転手に予め知らせる新しい概念の大衆交通の情報サービスだ。

バス停に位置した乗客が、京畿バス情報アプリを通じて、乗りたい路線を検索して「乗車ベル」ボタンを押すと、自動で運転席に設置された端末機に乗車ベル(音声/グラフィック)が鳴って、運転手に乗客が待機していることを知らせる形で運営される。

情報の信頼度の確保のために、乗車しようとするバス停を中心に半径30m以内でのみ作動する位置基盤の技術を適用し、情報伝達及びバス運転手の認知のために必要な時間を考慮して、乗ろうとするバス停の直前にあるバス停の到着前に乗車ベルを申請した場合のみ、利用できるように運営される。

特に、乗車ベル申請は、1回のみ可能であり、他のバスに乗りたい場合は、既存の乗車ベルを取り消してから、再申請できる。

同時に京畿バス情報アプリに、「無停車申告」機能を新設して、乗車ベルを要請したバスが無停車した場合、そのボタンを押すと、発生時間・発生したバス停・路線番号・車両番号が、自動で収集されるようになる。

道は、それをバス経営及びサービス評価などに適用して、バス運転手並びにバス業者管理者の警戒心を持つようにして、無停車を事前に予防するという計画だ。

その他にも、京畿バス情報アプリのUIを大幅に改善させた。低視力者や高齢者などの交通弱者を考慮して、文字などのサイズを3段階で調整できるようにして、地域間の道探し、バスレビューなどのサービスも共に追加した。

道は、12月までに無停車が集中発生する、10つの市内バス路線を対象に、1次テストサービスを、来年2月までに、89つの路線を対象に2次テストサービスを行い、補完・改善を行った後、3月から全ての市内バス路線に適用する予定だ。

今後、施行効果を判断して、利用者が多い民間バス情報アプリ(カカオバス、NAVERマップなど)にもサービスを拡大していくという計画だ。

道は、今回のサービスの導入で、無停車の課題が、画期的に減少すると想定している。特に、利用者が少ない郊外のバス停や、利用者がない夜間時間帯に一層役立つと期待される。

交通局長のパク・テファン氏は、「今回のサービスで、運輸業体自ら、無停車を予防して、より安全な搭乗につながるようにすること」とし、「今後は、安定したシステムの運営で、「乗客は事前に知らせて」、「運転手は事前に知って」利用するスマートな搭乗支援サービスを作る」と述べた。