京畿道が302ヶ所の地下車道に対する全数調査を実施する。自動遮断施設も設置する。

投稿日d 2023-09-03 ヒット数 222

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京畿道が京畿道内の地下車道302ヶ所全体を対象に豪雨·台風を対比して浸水発生の可能性、安全な施設の現況などを調査する。京畿道は調査結果を基に京畿道の予算を積極的に投入し、自動遮断施設、CCTVなどの地下車道安全システムを構築する。

京畿道は今年の台風など非常段階に合わせて人材を現場に配置したが、異常気象の梅雨と局地性集中豪雨を監視·統制人材強化だけでは管理に限界があると判断し、情報通信技術(ICT)を活用した地下車道安全強化を推進すると説明した。

まず、9月9日までに302の地下車道全体を対象に浸水の恐れがあるかどうかを細かく点検し、施設改善が必要な地下車道に対して京畿道が該当の市と郡から申請を受け年次別に改善事業を推進する。

これまで地下車道は国費と特別交付税だけが支援されるので、限られた支援と市郡予算だけでは地下車道安全施設の改善に限界があった。これを受け、京畿道は災害管理基金(京畿道予算)を積極的に投資する方針を固めた。

主な改善事業の内容は地下車道に水位計、自動遮断施設、CCTV、警報施設などを設置して地下車道安全システムを構築することだ。事業が完了すれば、浸水の恐れがある地下車道に水位計など各種センサーとCCTVを通じて浸水状況を自動監視し、危機兆候感知発生時、自動または遠隔で車両の進入と出入りを遮断できる。電光掲示板と警報放送も設置して追突、渋滞など2次被害を減らす方針だ。

これと共に京畿道は「浸水危険地下車道統制および等級化基準」の改善も中央政府に建議した。既存の基準が浸水履歴と常習浸水地域など過去の情報に重点を置いているため、最近の激しい豪雨のような予測しにくい気候危機対応には限界があるためだ。これに対し京畿道は人命被害が発生しないよう安全性能を高められる評価基準を用意し、この基準を中央政府に建議した。

チェ·ビョンガプ京畿道安全管理室長は「最近問題になっている浸水する地下車道に安全施設を強化すれば極限降雨にも京畿道住民の生命を保護するものと期待される。京畿道は生命を保護する災難安全基盤施設に最優先に財政を投資し、現場で感じられる安全と関連した制度改善を中央政府に積極的に建議し、誰もが安全な環境で日常を享受できるよう最善を尽くす」と話した。