京畿道、5つの病院と感染拡大への共同対応システムを構築。感染症専門病院の誘致などに努める

投稿日d 2022-01-05 ヒット数 203

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〇京畿道-京畿道医療院-5つの上級総合病院が5日に感染症を巡る共同対応システム構築の協約を締結
-京畿道圏域における感染症専門病院を中心に官民協力ネットワークを構築、新型コロナウイルス感染症など感染拡大の状況に備え、対応力の強化のために協力
-共同対応計画の策定、専門人材の教育、模擬訓練の実施、学術会議の共同開催など

京畿道は、感染症専門病院の誘致など感染拡大の共同対応システムを構築するため、盆唐ソウル大学校病院、亜洲大学校病院、順天鄕大学校附属富川病院、翰林大学校聖心病院、高麗大学校安山病院の5つの上級総合病院とパートナーシップを締結した。

オ・ビョングォン京畿道知事権限代行、ペク・ナムジョン盆唐ソウル大学校病院長、ハン・サンウク亜洲大学校病院長、シン・ウンジン順天鄕大学校富川病院長、ユ・ギョンホ翰林大学校聖心病院長、キム・ウニョン高麗大学校安山病院長、チョン・イリョン京畿道医療院長は5日、京畿道庁新館シチュエーションルームにおいて「京畿道感染症共同対応システム構築業務協約」を締結した。

各機関は協約に基づき、▲京畿道圏域における感染症専門病院を中心とした官民協力ネットワークの構築、▲危機対応計画の策定、教育・訓練への協力、▲学術会議の共同開催及び情報共有の強化、▲共同対応計画に沿った効率的な医療システムの運営などに協力する。

これを受け、疾病管理庁は13日まで首都圏感染症専門病院の公募を行う。京畿道、ソウル、仁川、江原道に所在する上級総合病院の中から選定評価委員会の審査などを経て1か所が選ばれる。そこには36病床(ICU(集中治療室)6、陰圧室30)、外来観察病床2床、陰圧手術室2室を設置するために449億ウォンが給付される。感染症専門病院の主要な役割は、▲(診断・検査)感染症患者の診断・検査、隔離・治療、▲(教育・訓練)京畿道圏域の医療機関における感染症対応の専門人材に対する教育・訓練、▲(依頼・回送)京畿道圏域の感染症患者の配分・転院などをあげることができる。

京畿道は今年選定される感染症専門病院を中心に、新型コロナウイルス感染症など大規模な新種の感染症患者が発生した場合、迅速に患者を隔離し、治療によって感染拡大を初期段階で遮断するために協力する方針だ。

オ・ビョングォン京畿道知事権限代行はこの日、「今年で新型コロナウイルス感染症が発生して3年目となるが、感染症の予防と管理、流行と危機的状況の備え、対応力の強化などの大切さについて学んだ」とし、「このような状況下で感染症専門病院の設立は、新型コロナウイルス感染症を克服する上で中核となる要素であり、一丸となって感染症専門病院の誘致に最善を尽くしてもらいたい」と述べた。