京畿道、今年中に111の伝統市場を現代化-火災予防強化に向け、43億ウォンを支援

投稿日d 2022-01-03 ヒット数 201

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〇京畿道、2022年に伝統市場施設を現代化-火災予防の安全網構築の支援対象を選定…111か所が対象
-伝統市場施設の現代化、1分野12か所
-安全施設、安全スタッフ、火災パッケージ保険、安全拡大事業の4分野99か所

〇京畿道費43億ウォンを支援することを確定し、残った予算の2事業(施設の現代化、安全施設)を追加で公募する予定

京畿道は3日、今年一年間、安全かつ利便性の高い伝統市場環境づくりに向け、「施設の現代化」、「火災予防の安全網構築」事業により支援を受ける道内の伝統市場・商店街を選定したと発表した。

選定に先立ち、昨年の10月に道内の伝統市場及び商店街、商圏の活性化区域を対象に公募を行い、先月には選定審議会を開いて緊急性や店主たちの同意率、予算の規模などを総合的に考慮し、対象者を絞った。

まず、「伝統市場施設の現代化」事業は、変化し続ける消費トレンドに合わせて施設を現代化することで、商圏の機能を大幅に改善して伝統市場の競争力を確保するとともに、顧客の利便性を高めることにその目的がある。

事業対象に選ばれたのは、遠宗中央市場、全谷伝統市場など、計12か所。これらの対象地には、総額30億2,000万ウォンが投じられ、アーケード、配送センター、お客様センター、お手洗いなど利便施設の設置・改修などを支援する。

「伝統市場における火災予防の安全網構築」事業では、老朽化した火災予防設備を改善することで、火災の予防と対処など初期段階で対処できる能力を備えるとともに、事後保障に至るまで安全網を全方位へ広げて構築し、火災が起きても早く日常を回復することができるようにサポートする。

安全施設の改善、安全スタッフ、火災パッケージ保険、安全拡大など計4分野においてモッコル総合市場、一山伝統市場など計99か所が事業対象に選ばれ、総額12億6,000万ウォンが投じられる予定だ。

詳細は、安全施設の改善-南門ファッション1番街市場など7か所3億5,000万ウォン、安全スタッフの支援-駅谷想像市場など16か所(29人)2億5,000万ウォン、火災パッケージ保険への加入支援-通伏市場など41か所(約3,400店)5億6,000万ウォンの内訳となっている。

安全拡大分野には総額1億ウォンの事業費が投じられる。「AED(自動体外式除細動器)」、「見える化した消化器」の場合、それぞれ光明セマウル市場など19か所(19台)、烏山園洞商店街など16か所(64台)を対象に設置の支援が行われる。

これらの事業対象は伝統市場や商店街など計111か所であり、総額42億8,000万ウォンの事業費の給付を京畿道から受けることになる。

京畿道は予算(36億ウォン)の残りの配分について、施設の現代化と安全施設の改善分野を対象として、3月中に追加公募を行う。詳細は京畿道ホームページで知らせる予定だ。

チョ・ジャンソク小商工人(小規模事業者)課長は、「伝統市場の競争力と安全性を強化し、市場経済が活性化するよう積極的に事業を進める計画」だとし、「今後の追加公募にも、道内の伝統市場からの多くの参加をお願いしたい」と述べた。