京畿道、海洋ごみのないきれいな海を実現するため管理計画を樹立

投稿日d 2022-01-23 ヒット数 204

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○ 京畿道、2022年海洋ごみ・海洋汚染堆積物の管理施行計画を樹立
○ 7項目の推進戦略、12項目の細部課題の推進により、海洋ごみの発生防止から収集・処理、意識高揚まで管理する
○ 操業中の引き揚げごみを買い取り、陸上で発生した浮遊ごみの海洋流入遮断施設のテスト設置などを新たに推進

京畿道は23日、清浄できれいな海の造成を目指し、2022年海洋ごみ・海洋汚染堆積物の管理施行計画を樹立したと発表した。

京畿道は、海洋ごみと海洋汚染堆積物の発生防止から収集・処理・道民への注意喚起などに取り組むため、7項目の推進戦略、12項目の細部課題を推進する。

主な事業としては、▲海洋ごみ浄化事業の拡大(1,570トン)、▲海の防衛隊運営(37名)、▲海苔養殖場のスチロール浮標を環境にやさしいエコ浮標に交替(7,334個)、▲違法な漁業活動および船舶からの無断ごみ捨ての取締り強化(年2回、60日)、▲釣り場の環境改善(137ha)、▲釣り場の環境保護スタッフの運営(16名)、▲沿岸浄化の日(月1回)などがある。

特に、2020年12月に建造した京畿清浄号を活用して海洋沈積廃棄物など150トンを収集する予定であり、操業中に引き揚げられた廃漁具・廃漁網の再投棄を防ぐための買い取り事業と、陸上廃棄物の海洋への流入を防止するため道内の河川に浮遊ごみ遮断施設のテスト設置を新たに推進する計画である。

この他にも、海洋ごみ収集上の利便性を高めるため、海上・陸上の集荷場を4か所設置し、海洋環境保全に対する意識を高めるため漁業者などを対象に教育を実施するなど、海洋ごみの管理基盤を拡大していく予定だ。

京畿道海洋水産課のキム・ソンゴン課長は「海洋ごみの管理を徹底し、抜かりのないように万全を期して、きれいな京畿の海を実現したい」と述べた。