京畿道、多文化家庭対象の医療コーディネーター養成教育を実施

投稿日d 2022-10-06 ヒット数 174

コンテンツ

○ 10月31日~11月4日…京畿道内に居住する多文化家庭の移住者及び結婚移民者約70名を対象に
– 医療コーディネーター職業に入門するための理論及び実務、マーケティング活用教育を実施
○ 現職の医療コーディネーターを招聘し「メンタリング」イベントも実施…コーディネーター職業体験の機会を提供

京畿道が10月31日から11月4日まで、道内の多文化家庭と結婚移民者を対象に「医療コーディネーター」の養成教育を実施する。医療コーディネーターとは、外国人患者と国内の病院を連携させ、同伴者の滞在・観光をサポートする役割を果たす者をいう。

京畿道は18日まで、道内の多文化家庭移住者、結婚移民者、医療コーディネーター分野に就職を希望する外国人などを対象とする「2022年京畿道医療コーディネーター教育」への参加者を先着順で募集すると6日に発表した。

募集人数は70人であり、集まった者は10月31日から11月4日まで京畿道女性ビジョンセンターにて「新規医療コーディネーター養成教育」を受けることとなる。新規養成教育の全課程を終えた参加者には、修了証を授与する。

さらに、京畿道内で活動中のロシア語・モンゴル語・中国語医療コーディーネーター50人を対象に、10月28日ラマダプラザ水原ホテルにて「既存医療コーディネーター教育」も実施する。これは、将来的に発生しうる感染症に備え外国人患者誘致事業の推進方法や現場体験等について共有するための場で、道内医療コーディネーター間におけるネットワークの強化のために設けられた。

「新規医療コーディネーター養成教育」と「既存医療コーディネーター教育」のどちらも、参加希望者は電子メール(imtcakorea@naver.com)で参加申込書を作成し提出して申し込むことができる。その他のより詳細な点については、電話(010-4865-4888)で問い合わせを受け付けている。

京畿道の関係者は、「医療コーディネーター分野に興味のある多文化家庭の移住者にこれ以上ない職業体験の機会となると考えられる」と述べるとともに、「京畿道内の医療医機関との連携を通じて、多文化移住者の言語能力を十分に活用する良質な雇用を生み出せるよう、常に努力を傾けていきたい」と語った。