京畿道、「外国人労働者」を対象に訪問するバーチャル・リアリティ安全教育を実施

投稿日d 2026-04-30 ヒット数 2

コンテンツ

○ 外部での集合教育が困難な現状を鑑みて事業場を直接訪問して教育を実施
– 言葉の壁は体験・同時通訳に基づく安全教育により解決
○ 外国人労働者に合わせたカスタマイズ型教育を通じ、安全文化の定着及び事故予防効果を期待
京畿道が30日、言語の壁と教育へのアクセシビリティ不足によって労働災害の危険に直面させられている道内の外国人労働者を対象に、事業場を直接訪問するバーチャル・リアリティ(VR)及び人工知能(AI)ベースの安全教育を年中実施していると発表した。
道内の外国人労働者は、重大災害発生の危険性が高い環境で働いているにもかかわらず、体系的な産業安全教育を受けるのは困難な状況にいる。まず、平日に事業場を離れて外部で集合教育を受けるのが困難であり、1つの事業場内でさまざまな国籍の労働者が働いていることから、単方向の韓国語教育では限界があるためだ。
そこで京畿道は、外国人労働者が働く現場を直接訪問する方式と非言語中心の教育を組み合わせた、カスタマイズ型プログラムを導入した。
教育は、バーチャル・リアリティデバイスを活用して、製造現場で実際に起こり得る4~5種の主な危険状況を直接体験する方式で行われる。体験後は、事故発生の原因と守られなかった安全規則を視覚的に説明して、言語の壁に左右されることなく直感的に理解できるようにする。
講義式の必須教育の際は、AIの同時通訳技術を適用して、さまざまな国籍の労働者たちが母国語で教育内容をリアルタイムで理解できるよう措置を施した。
教育終了後は、韓国語で書かれた労働者の名前シールを防護ヘルメットに貼付して、同僚どうしで名前を呼び合ってコミュニケーションを交わす、「名前呼び」キャンペーンも実施する。こうすることで、外国人労働者の現場への所属感を高め、互いに尊重し合う文化を拡散させるという構想だ。
この教育は、4月27日に実施された華城市所在の事業場を含め、現在まで2回実施されている。華城市の現場では、この事業を主管する雇用労働部の関係者が参観して、バーチャル・リアリティとAIを組み合わせた教育現場の運営状況をチェックした。実際に教育を受けたある外国人労働者は、バーチャル・リアリティ体験を通じて、安全規則を守らなかった場合に発生しうる危険を実感できて、とても理解しやすかったと評価した。
外国人労働者に対する安全スキル強化教育を希望する事業場に対しては、「京畿道重大災害予防死角地帯解消支援」オンラインホームページ(경기지중해.kr)またはEメール(ggsafety@safety.or.kr)によって申請を受け付けている。受付後は相談を通じて日程を調整し、現場訪問教育を順次実施する予定だ。
京畿道は今後も、外国人労働者や小規模な事業場など、重大災害に対し脆弱な分野の支援に注力するなど、道民が体感できる産業安全政策を拡大していく計画だ。