○ 京畿道、デジタルトランスフォーメーションへの戦略的対応を推進
– 道民による政策アイデア公募、民間専門家の参加拡大、ビジョンの確立、中核課題の発掘など

京畿道は25日、デジタルトランスフォーメーションに戦略的に対応すべく、道民と専門家の意見を取り入れながらビジョンと中核課題を発掘し、中・長期戦略対策を樹立するなど、「デジタルトランスフォーメーション」政策の推進に本格的に取り組むと発表した。

これは、デジタル中心の政策転換を基にして未来産業を先占し、新しい成長動力を拡充することが急がれるという観点から推進されたのである。

道は、▲デジタル転換政策の樹立に対する道民参加を積極的に奨励、▲民間専門家の積極的な参加を拡大、▲充実で体系的な推進を目指した中長期戦略対策を樹立する方針である。

まずは、道民参加による政策づくりを拡大すべく、来月まで「デジタルトランスフォーメーション政策樹立道民アイデア公募展」を開催する。道は、公募展で選定された政策アイデアを、今後樹立されるビジョンと中核戦略課題に反映させ、道民が身をもって実感できるデジタルトランスフォーメーション政策を推進していく計画だ。

また、民間部門の多様な専門家を積極的に活用する。デジタル技術の目まぐるしい変化に速やかに対応するためには、各分野の関連技術の専門家らが積極的に参加し、現場の意見を収集することが必須であるからだ。このため、「京畿道デジタルトランスフォーメーション促進委員会」を拡大して実務中心の分科委員会を構成・運営することで、専門性と現場性を備えたビジョンと中核課題を発掘する予定である。

道は、経済・社会・産業の現場に適したデジタルトランスフォーメーション政策を構築するため、産・学・研・官のネットワークを強化し、意見をまとめて京畿道デジタルトランスフォーメーションの戦略対策を導出する予定である。また、デジタルトランスフォーメーション戦略を継続してモニターして補うことで、政府との協力事業を発掘し、政策効果を最大限に引き出すという計画だ。

京畿道未来成長政策官のキム・ギュシク氏は「時代的談論となったデジタルトランスフォーメーション(Digital Transformation, DX)は、戦略的な対応が極めて重要であるので、京畿道のデジタル生態系の中心として位置付けられ、韓国のデジタルトランスフォーメーションをリードすることができるよう最善を尽くしたい」と述べた。