ロシア医療人を招聘した京畿道研修、盛況に終わる

投稿日d 2019-09-23 ヒット数 268

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○京畿道、18日京畿道庁状況室で医療従事者9人への修了式を開催
‐8.26~9.20の4週間、道内の病院5か所で医療技術を経験…IT先端医療技術に大きな関心
‐ロシア保健医療協力の「架け橋」はもちろん、京畿道医療広報の「先兵」の役割に期待

「2019京畿道招聘ロシア医療従事者研修」のため京畿道を訪問したロシアの医療従事者9人が無事に研修を終え、先月20日帰国した。

8月26日から先月20日まで4週間の研修課程を成功に修めたロシアの医療従事者らは今後、京畿道とロシア間の保健医療協力の架け橋としての役割はもちろん、道の先進医療技術を現地に広報する「先兵」としての役割を果たすこととなる。

今回の研修に参加した医療従事者は、ロシアのハバロフスク州とイルクーツク州の保健部から推薦された、ハバロフスク州第1クリニック病院、ハバロフスク州第2クリニック病院、ハバロフスク州第11市立クリニック病院,ハバロフスク州立児童病院、イルクーツク州立病院所属の外科、神経外科、心血管外科、整形外科の専門医である。

彼らは4週間の研修期間中、▲カトリック大学富川聖母病院▲順天郷大学富川病院▲Gセム病院▲世宗病院▲ウィルス記念病院など、道内の病院5か所で優秀臨床技術とIT基盤の先端医療技術の教育を受けた。

特に彼らは、研修期間内にガン、心血管、神経外科など高度の医療技術を要する「重症疾患治療技術」と、京畿道の病院が導入・運営している「スマートIT診療技術」、先端医療技術装備を活用したロボット手術などに高い関心を示した。

ロシアの医療従事者9人が無事に研修を終えたことにより、2011年から始まった海外医療従事者研修を通して京畿道の先進医療技術を経験し、教育を受けた海外の医療従事者は、計10か国、総勢580人に及ぶ。

道は、去る2011年にハバロフスク州、2017年にはイルクーツク州と保健医療協力協約書を締結し、▲医療従事者研修 ▲相互訪問 ▲共同国際学術大会の開催など、様々な交流協力事業を推進してきた。

イルクーツク州立病院の専門医であるアルダラノフ・ゲンナジ氏は、「グローバルスタンダードに合った京畿道の最新医療技術と装備を見て多くのことを学び、患者と近いところで密接に関わりあう医療従事者の姿に感銘を受けた」と述べ、「韓国はとても素晴らしい国である。研修を準備してくれた京畿道に感謝する」と感想を述べた。

道の関係者は「海外医療人研修プログラムは、人的ネットワークの構築や医療産業の海外展開における核心的なプロジェクトであり、ロシアで医療韓流を構築する事業である」と述べ、「研修を受けた医療人が本国で京畿道の医療を広報する核心的な役割を果たしているため、医療人研修をより拡大していきたい」と述べた。