京畿道保健環境研究院、飲料水分野において7年連続で国際認証「優秀機関」に選定

投稿日d 2022-12-13 ヒット数 202

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○ アメリカ環境資源学会(ERA)が主管する国際技能試験に参加
– 本院および支院…2016年から7年連続で国際優秀分析機関として認証

京畿道保健環境研究院は、飲料水分野における国際技能試験で、7年連続で優秀分析機関(Laboratory of Excellence)として認証を受けたと13日、発表した。

同研究院は、今年、本院と北部支院が共同で国際技能試験の運営機関であるアメリカ環境資源学会(ERA、Environmental Resource Associates)が主管する試験に参加し、▲水銀などの重金属類5項目(水銀、鉛、ヒ素、カドミウム、クロム)、▲アンモニア態窒素などイオン類5項目(アンモニア態窒素、硝酸態窒素、塩化物イオン、硫酸イオン、フッ化物イオン)、▲フェノール類、▲シアン、▲ベンゼンなど揮発性有機化合物3項目(ベンゼン、クロロホルム、ブロモジクロロメタン)、▲ダイアジノンなど有機リン系農薬類2項目(ダイアジノン、パラチオン)など、計17の評価項目においてすべて「適合(満足)」の評価を受けた。

この試験には、世界各国の環境関連研究機関や分析機関が参加しており、測定・分析した結果の信頼性を高めるとともに、細かな実験誤差の原因を把握して正確性に関する評価を受けるため、同院も毎年参加している。アメリカ環境資源学会は、国際標準化機構(ISO/IEC)から認証を受けた国際技能試験機関であり、今年は韓国の80以上の機関をはじめとして世界各国から700の環境関連試験分析機関が参加した。

今回実施した国際技能試験は、全世界に同時配送した未知試料(濃度、構成成分などの情報を隠した状態で分析者に提供する試料)を試験分析機関が測定・分析した後、その結果値をホームページに入力すると、参加機関の測定値と基準値を比較して「Z-Score」に換算し、▲満足(Satisfactory)、▲注意(Warning)、▲不満足(Unsatisfactory)の3段階評価を行うものである。「Z-Score」とは、参加機関の測定値と基準値との差を測定値の散布度で割ったもので、0に近いほど精度が高いことを意味する。すべての参加項目において「満足」の評価を受けると、優秀分析機関認証書が授与される。

パク・ヨンベ京畿道保健環境研究院長は、「同院は2016年から7年連続で優秀機関国際認証書を取得し、その分析能力を国際的に認められている」とし、「これからも国際レベルの試験・検査分析能力を強化し、道民に信頼してもらえる分析機関になれるよう、最善を尽くしていきたい」と意気込みを語った。