京畿道、水原行宮などで視覚・聴覚障害者のための文化観光解説サービスを開始

投稿日d 2022-11-01 ヒット数 180

コンテンツ

○ 京畿道内26か所の主要観光スポット現地にて手話・体験解説サービスを提供
– 水原・華城、始興・烏耳島、広州・南漢山城、高陽・幸州山城など
○ 観光スポットごとにサービス可能なスケジュール情報を京畿道視覚・聴覚障害者協会に提供

京畿道は、11月から視覚・聴覚障害者の観光満足度を向上させるべく、触覚・聴覚を活用した描写と手話を使った文化観光手話体験解説サービスを、水原行宮など京畿道内の観光スポットにて実施する。

文化観光視覚解説サービスとは、視覚障害者のために方向と距離を描写したり触覚・聴覚などの感覚を活用して観光地を説明するもので、聴覚解説サービスとは、聴覚障害者のために手話で観光解説を提供するものである。

これらの事業の推進に向け、京畿道は昨年と今年、既存の約60人の文化観光解説士に関連教育を実施し、教育を修了した文化観光解説士を道内26か所の主要観光スポットに配置した。特に視・聴覚障害者の解説サービスの利用を促進するため、京畿道視覚・聴覚障害者協会と共同で広報活動を展開する。

京畿道は、来年も視・聴覚障害者の観光地利用満足度を高めるべく、文化観光解説者を対象とした教育をさらに拡大する計画だ。

京畿道観光課のチェ・ヨンフン課長は、「今回のカスタマイズ型観光解説サービスの提供を皮切りに、障害者に関する解説教育を拡大するとともに、サービスの質の向上を目指して取り組んでいきたい」と語った。