回龍寺五重石塔
投稿日d 2016-01-26 ヒット数 392
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回龍寺五重石塔京畿道有形文化財 第186号(2003.4.21)
虎院洞411番地
京畿道有形文化財第186号
この石塔は基壇の上に五層塔身を載せた高さ3.3メートル規模の一般形の石塔だ。
址台石と基壇の上面には単葉複弁の蓮の紋様を彫刻し、面石の各面には長方形の区画を作って全てに眼象が彫られている。
1層から3層までは塔身と屋蓋石はそれぞれ別個の石材で、4層以上は塔身と屋蓋石が同一の石で造成されている。塔身石の各面は、長方形の額で三等分され、屋蓋石の下面に3段の屋蓋台をつくっている。回龍寺は無学大師が創建した寺で、朝鮮太祖の回駕を記念して修築が行われ、現在の名前に変わったという記録から見て、この石塔は王室の発願によって立てられたものと見られる。全体的な様式からして15世紀に建てられた石塔と推定され、朝鮮時代の石塔の研究に貴重な資料として評価されている。
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