VRとアーティストが出会うと、どんな芸術作品が生まれるだろうか?

投稿日d 2019-01-29 ヒット数 273

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京畿道と京畿コンテンツ振興院が文化芸術分野と先端技術である仮想現実・拡張現実(VR・AR)を融合した新しいコンテンツの開発に乗り出した中、関連の成果が一度に確認できる展示会が開かれる。

京畿道は16日、今月23日から27日まで、光教の京畿道文化創造ハブで「ART&VR」展示会を開催することを発表した。

これに先立ち、道は昨年11月に道内のVR・AR企業と韓国のアーティストで構成された10チームの間で協約を結び、3か月間の制作支援、メンタリングなど開発過程を支援する「ART&VR」プロジェクトを推進した。

「触ってみてください(Please Do Touch)」をテーマに開催された今回の展示会は、「ART&VR」プロジェクトの成果を披露するもので、企業関係者だけでなく、一般観覧客もVR・AR基盤の芸術作品を直接体験し、感じることができるイベントになると期待されている。

代表的なプロジェクトとしては、▲キム・ジョンヒ(金正喜)の歳寒図など有名な絵画作品の中に直接入り、体験するVRコンテンツ(キム・ヨンイル画伯と9blocks)、▲海女の生活をテーマとした水中VR撮影作品(創作集団SUM BIと水原大学産学協力団 融合メディア研究所)、▲芸術の殿堂で開かれた公演や展示をVRで鑑賞するコンテンツ(ソウル芸術の殿堂とアルファサークル)など10の作品がある。

展示の他にも、文化芸術界の巨匠を招待し、彼らの作品世界と哲学をのぞき見る「マスタークラス」、観覧客と直接コミュニケーションし、対話する時間である「アーティストトーク」、VR・ARコンテンツの開発企業と博物館、美術館など文化芸術関連機関が直接出会い、新規事業の機会を模索する「マッチングマーケット」など、多様なプログラムが用意されている。

招待作家の中では、メディアアートの巨匠イ・イナム作家と、彼の代表作品である「漫画-屏風II-想像された境界」、ニューヨークを基盤にグローバル活動を繰り広げているアメリカのプッシクルー(PUSYCREW)の「ROBOT LOVE IS QUEER」が注目を浴びている。また、メディアアートの世界的祭典であるアルス・エレクトロニカ(Ars Electronica)の参加作家であり、現代自動車主管のメディアアート公募展であるVH Awardを受賞したチョン・ファヨン作家が、彼の最新作であるVRコンテンツとハードウェアの一致型作品を披露する予定で、期待を集めている。

週末には展示されている作品をテーマに、参加者が直接VRコンテンツを制作する「子ども体験教室」も開催される予定だ。

展示会に関する詳しい情報は、onoffmixのホームページ(www.onoffmix.com/event/164736)で確認できる。その他の質問は、京畿コンテンツ振興院(+82-31-8064-1713)で問い合わせ可能だ。