善法寺(伝統寺刹101号)

投稿日d 2016-08-10 ヒット数 286

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紹介 

善法寺は、極楽宝殿と寮舎を備えた小規模の寺刹で太古宗である。太古宗は韓国仏教の伝統宗団で、高麗時代の太古普愚国師の通仏教思想と円融精神の実践を宗旨としている宗団である。善法寺は、太平2年(977)という銘文が刻まれた 磨崖薬師如来座像があり、少なくともそれ以前からの寺院があったものであると推定される。その後、いつ閉寺になったのかは分からないが、空き地として残っていたところに慧覚僧侶が1955年修復し、1971年梵山僧侶が住職として赴任して、現存する善法寺の建物を1991年に再建した。 善法寺の横にある小さな薬水は百済温祚王が飲んだとされて御用泉と呼ばれ、薬水物の水が冷たくておいしいので、多くの人々が利用している。磨崖薬師如来は衆生の病を治して寿命を長くし、災害を無くして衣服や食べ物などを満たすなど、十二大願を立てた仏で、庶民の欲求に応える現実的で福を祈る性格を多く残している仏である。それゆえ善法寺を訪ねてくる多くの人々は、この 磨崖薬師如来座像の前で家族の平安と生活が豊かになるようにと願う。

住所  

河南市西河南路588番ギル125(校山洞)

所属  

韓国仏教太古宗

住職(法名)  

ノ・ピル(梵山) 

指定日  

2005. 1. 24.  

 

http://www.hanam.go.kr/english/contents.do?key=1172&name=Traditional%20Temples