物旺貯水池
投稿日d 2015-12-18 ヒット数 375
コンテンツ
1950年代初頭から釣り人たちが集まり始め釣りを楽しむ韓国人なら誰でも一度は訪れると言われるほど有名な場所、物旺貯水池。ソウルや安陽、仁川、富川、安山などの首都圏から近い上、西側は鶴舞山(別名聖人峰)、南側は麻霞山、北側は雲興山に屏風のように囲まれた最上の釣りスポットです。
一般的には物旺貯水池の名で知られているけれど、管理を担当する農業基盤公社が定める公式名称は興富貯水池と言います。貯水池が設けられた1945年当時の灌漑区域が始興郡と富川郡であったため、始興郡の「興」と富川郡の「富」を組み合わせて名づけられました。面積は60ヘクタールで給水面積は867ヘクタール、満水時の水深は7.2mに及びます。1975年までは主に在来種のフナばかりが生息していたが、1976年に養殖が開始されてからは年々稚魚が放流され、現在では魚種が多様になっています。1978年には草魚や鯉がそれぞれ3千匹づつ放流されました。
1950年代後半には、初代イ・スンマン(李承晩)大統領が専用の釣り場を作って度々訪れたと言われ、よりいっそう人気の釣りスポットとなりました。近隣にはKBSドラマ「龍の涙」で有名になったイ・スクボン(李叔蕃)の墓と、童謡「トキ」を作詞したハン・ジョンドン(韓晶東)の墓と童謡碑があります。
http://www.siheung.go.kr/japanese/heungbu-murwang-reservoir/