賜牌地境界石
投稿日d 2015-06-30 ヒット数 374
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指定番号 | 指定名称 | 指定日付 | 時代 | 所在地 | 管理者 |
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第1号 | 賜牌地境界石 | 1986.4.28 | 成宗19年, (1488) | 生淵洞369-10 | ホン・ビョンイル |
- 規模 : 高さ140㎝、幅47~50㎝
賜牌は国王の文書の一つで教旨に属する。賜牌地は国家や王室に功を立てた臣に王様が特別に下賜する土地を指す。賜田または別賜田ともいう。
この賜牌地境界石は朝鮮時代初期の武臣である魚有召将軍(1434~1489) が1488年国王(成宗)と共に山に登り狩を楽しんだが、飛ぶ鳶を射落とし、その腕に感心した王様が今の東豆川市一帯を賜牌地として下賜し、これを記念するために武人石を建てたと伝えられる。
この武人石は向かいの現生淵初等学校後門の右側の武人石と対左向をなしている(以前淵初等学校後門にあった武人石は、東豆川市の庁舎移転後に市庁内の広場に移されたが、その正確な理由と時期は知られていない)。一説では風水地理説により福が逃げないように村の入口両側に建てたとも伝えられる。
佛峴洞の緑地ゴルフ練習場の入口道路の隣の小さい畑の真ん中に立つこの賜牌地境界石は、一般武人席よりその規模が小さく、頭部は朝鮮戦争の際、その一部が破損されるなど弾痕がありありと見える。