鉄道博物館は京畿道義王市月岩洞に位置する鉄道専門博物館です。1899年に鷺梁津-済物浦間路線が初めて開通して以来、大規模輸送手段として、国民の生活を支えてきた鉄道の歴史と文化を知らせるために設立されました。1981年、ソウル市龍山にあった鉄道高等学校の実習場として開館した鉄道記念館を母体とし、1988年には京畿道義王市富谷に1号館の富谷館を、1997年にはソウル駅に2号館のソウル駅館を開館し、のちにソウル駅館は廃止され富谷館に移転･統合されました。室内展示場と屋外展示場で構成された展示場には、約3千点の展示品が展示されています。1階の室内展示場は歴史室、車両室、鉄道体験室、模型鉄道パノラマ室で構成されており、2階の室内展示場は電気･信号・通信室、施設・保線室、運輸・運転室、未来鉄道室、映像室で構成されています。屋外展示場では各種蒸気機関車や客車などを展示しています。3月から10月は9時から18時まで、11月から2月は9時から17時まで開館しており、毎週月曜日と祝日の翌日、旧正月と秋夕の連休は休館です。

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