DMZから白頭山まで‥京畿道、中露朝の大学生による統一探訪団員を募集

投稿日d 2018-05-29 ヒット数 165

コンテンツ

baekdusan-mountain
 
京畿道が、北朝鮮・中国・ロシアの国境地域一帯を回って統一リーダーシップを高揚させる目的の「2018年度 中露朝大学生統一探訪団」に参加を希望する団員を今月31日まで募集する。

中露朝大学生統一探訪団は、「2018大学生統一コアリーダー養成事業」の一環として、未来世代である青年が統一韓国の主役としてのリーダーシップ力量を育めるよう、京畿道主催・大真大学主管で実施されるプログラムだ。

参加対象は、統一に強い関心を持つ、京畿道北部にて3年以上在住している大学在学生、または京畿北部所在大学の在学生だ。京畿道は、書類審査及び面接審査を経て、最終探訪団員30名を選抜する計画だ。

探訪団は、7月23日から29日までの6泊7日間、ロシアのウラジオストクとウスリースク、中国の延辺朝鮮族自治州、白頭山、豆満江など、中・露・朝の国境地域一帯に所在する抗日歴史遺跡地や高句麗・渤海遺跡地などを探訪する予定だ。

特に、今回の探訪コースには新韓村記念碑、崔在亨先生生家、李相卨義士記念碑、安重根義士断指同盟碑、尹東柱生家、旅順監獄など韓国の独立運動に身を投じた殉国烈士たちの気象が感じられる主な名所が含まれた。また、白頭山、豆満江、鴨緑江で北朝鮮地域を眺望しながら平和統一を祈願する時間も与えられる。

これに先駆けて、7月5~6日にはDMZからわずか2kmほどの距離に位置する民間人出入統制線内唯一の米軍返還基地「キャンプ・グリーブス」にて、専門家招請講演、統一トークコンサートなどの多彩なプログラムで構成された「事前オリエンテーション及び発足式」も開催される予定だ。

参加方法は、申請書と参加動機書、統一エッセイなどを作成して関連書類とともに担当者(抱川市護国路1007 大真大学本館1階 広報協力チーム)を訪問するか、或いは郵送、Eメール(djpr107@daejin.ac.kr)による申請も可能だ。

申請者受付の締め切りは5月31日で、最終選抜団員は6月初旬に個別連絡を通して発表される。関連書類の様式は、大真大学ホームページでダウンロードできる。

道関係者は、「最近、韓半島に平和の薫風が吹いているだけに、韓国の未来を担う青年達の統一に対する意識向上が何より重要な時だ。」と述べ、また、「統一イシューに関心がある京畿北部の青年達が興味を持って積極的に参加してくれることを願っている。」と明かした。

詳細については、大真大学ホームページ(www.daejin.ac.kr)の「お知らせ」に掲載されている。また、問い合わせに関しては、大真大学広報協力チーム(031-539-1085, 1087)で受け付けている。