薬水禅院木造菩薩立像

投稿日d 2016-07-08 ヒット数 249

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京畿道有形文化財 第176号(2001.9.17)

虎院洞226-54

昔からご利益のある薬水として有名や薬水禅院の観音殿に奉られている立った姿の菩薩像だ。この菩薩像は1897年に智異山のある慶尚道の寺からここに移され、金箔をかぶせた。その後も金箔をかぶせたが、その際に菩薩増から光武9年明陀羅尼、無垢淨光陀羅尼経、発願文および金板が発見されたとされる。

控えめな目鼻立ちの肉付きの良い顔と、簡略化された円形の耳飾り、髪の毛は高く結ばれ、肩幅は狭く、身体は5頭身だ。左脇侍である東国大所蔵の木造観音菩薩立像の伏蔵記が発見されたことにより、1620年という明確な制作年代と、奉安した寺、彫刻匠、発源地などが分かっており、朝鮮中期の菩薩像と彫刻匠の流派を研究するのに貴重な作品である。

 

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