秋の尾花散歩コース「安山アシ湿地公園」
投稿日d 2014-11-19 ヒット数 611
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寒くなり始めた10月末です。この頃になると、順天湾と漢江などはすすきを見に来た人でごった返しですが、私は秋の雰囲気を満喫できる安山のアシ湿地公園に行って来ました。
安山のアシ湿地公園は、シファ湖の水質改善のため1997年に着工し、2002年5月にオープン、シファ湖上流から流入するパンウォル川の非点汚染源を常時に処理するだけでなく、生物の生息地としての機能と市民向けの生態公園及び教育施設としての役割を果たしているそうです。
現在、湿地内の植物は水生植物と野生花をはじめ約290種が分布しており、渡り鳥たちはシファ湖一帯に約150種15万羽が分布しています。また、ここは毎年30万人以上が訪れているといいます。
普段よりも多くの人たちが美しいアシの森を見ています。ソウルのハヌル公園よりは混んでいないので、ゆったりとアシを見ることができるようです。特に、あちこちに自然生態系を保護する各種スローガンが付いていて、手入れも充実されているので、さらに良い感じです。
写真を見るだけで癒される気がします。ソウル近郊に人も少なくて車も渋滞しないこんな所があることをなぜ知らなかったのだろうと思いました。公共交通を利用する場合、地下鉄4号線に乗って安山のハニャン大学エリカキャンパスで降りて52番バスに乗ってもいいですし、タクシーでも基本料金ぐらいだそうです。
このように安山の湿地公園は都会の人は接しにくい自然と良い休憩スペースを提供してくれているようです。アシは水質浄化機能が特に優れていると言われています。あらゆる渡り鳥も生息しているそうで、私たちだけでなく、全ての動植物にとっても良い休憩スペースになっているみたいですね。
環境生態館1階にはシファ湖の歴史や湿地関連の生態資料などが展示されています。恐竜の卵化石と鳥類の写真、鳥類及び剥製、環境関連の文章と絵画を鑑賞することができます。
2階の展望台では、望遠鏡を通じて自然状態で生息する各種野生鳥類を観察したり、湿地全体を一目で眺めたりできます。
ハスの葉でしょうか?水の上に咲いている葉を見ながら歩いていると、まるで神仙になった気がします。周りでは人々がお互い話し合いながら散歩をしています。
コイたちが悠々と泳ぐ姿がとても可愛いです。池の下には、不思議なことに大きなカニを見ることができました。都会では見にくい風景に、子どもたちは大喜びです。
穏やかに散歩をするある家族の後ろ姿から余裕を感じます。京畿道付近にこんなに素敵な場所があったことをもっと早く知っておけばどんなに良かったことかー。こうして一日が暮れていきます。
安山のアシ湿地公園を見回って駐車場へ向かう道です。紅葉が始まれば進入路もさらに美しくなりそうです。ここは、忙しい一週間が終わって週末に癒やしに来るために最適な場所だと思いました。澄んだ空気を吸い込みながら、家族と散歩をして良い思い出を作ってみてくださいね。
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