多文化家庭100人、DMZ安保現場で平和統一を祈願
投稿日d 2017-09-22 ヒット数 178
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京畿道は、京畿北部のDMZ一帯で道内の多文化家庭の構成員約100人を対象に「住民と一緒に行うDMZ安保見学」プログラムを実施した。
今年で2回目を迎える「DMZ安保見学」プログラムは、多文化家庭などこれまで安保意識を高める機会が少なかった道民が分断の象徴であるDMZ一帯の現場を見学して、安保・統一の重要性を理解できるよう、京畿道が昨年から推進している事業だ。
特に、この事業は昨年6月に義王市在住の京畿道民A氏から「結婚移住女性など安保脆弱階層に分断国家である韓国の安保状況と歴史、統一の重要性についてより効果的に伝えられる事業が必要だ」と京畿道ホームページを通じて求められたことによる「道民提案事業」でもあった。
この日、臨津閣に集まった参加者達は、統一大橋を越えて民間人統制区域である都羅展望台で北朝鮮を眺め、1978年に発見された韓国侵略用軍事道路である第3地下トンネルを体験しながら意味深いひと時を過ごした。また、京義線の蒸気機関車や自由の橋など、分断の現実が実感できる場所を訪れ、平和統一を祈願する機会も設けられた。
何よりも、参加者達は普段身近ではない北朝鮮地域を実際に眺めて、分断国家の痛みと統一の必要性を感じることができたと感想を述べた。また、第3地下トンネルを体験しながら安保の重要性を更に実感したと語った。
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