韓国陶磁財団、「土で米粒を作ってみようか?」

投稿日d 2018-10-19 ヒット数 360

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韓国陶磁財団(代表取締役:ソ・ジョンゴル)が、11月8日まで、利川世界陶磁センター特別展「粒粒米粒」を開催する。

今回の展示は、チョン・ハンボン、キム・ジョンオク、ファン・ジョンレ、シン・チョル、キム・ドヨン、チャック・ハインズ(Chuck Hindes)、堀敏郎、新庄貞嗣、フアナ・メンドーサ(Juana Mendoza)など、国内外の陶磁作家の作品49点で構成されている。

第1部は韓国の先史時代から三国時代までの食器や農耕時代の祭器が推定できる土器と陶器を、第2部では近代の米びつや炊飯器などの遺物を見ることができる。

特に第3部では朝鮮時代の食生活を代表したどんぶり鉢である井戸茶碗の作品で構成され、井戸茶碗を再現した「朝鮮茶碗の巨匠」チョン・ハンボン名匠の作品だけでなく、キム・ジョンオク名匠、ファン・ジョンレ作家、シン・チョル作家など茶碗で有名な名匠たちの作品を一度に楽しむことができる。
 
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また、観覧客が展示と共に楽しめるユニークな体験プログラムも用意される。「2018利川米文化祭り(10月17日~10月21日)」の連携プログラムである「土で米粒作り」体験は、土と米粒を使用して米粒を作り、絵の具と筆を用いて様々な色で塗って完成させるプログラムだ。作られた作品は展示館前に設けられた展示台に展示され、観覧客に公開し、ユニークな展示として演出される。

体験期間は週末・祝日、そして文化がある日(毎月最終水曜日)となっており、特に「利川米文化祭り(10月17日~10月21日)」期間には常時運営される予定だ。

「粒粒米粒」特別展は、11月8日まで開催され、詳しい内容は韓国陶磁財団のホームページ(www.kocef.org)で確認できる。
 
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