「陶磁器から見る韓国の歴史」…京畿陶磁博物館、常設展開催
投稿日d 2017-07-19 ヒット数 278
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韓国陶磁財団京畿陶磁博物館で、常設展「陶磁器から見る韓国の歴史」が開催される。
全4部で構成された常設展「陶磁器から見る韓国の歴史」は、京畿陶磁博物館2階の第1・第2展示室で開催される。今回の展示では、高麗時代から近現代に至るまでの陶磁遺物を通じて、時代相を振り返ってみる機会が提供されることが期待される。
第1部は、「高麗・朝鮮の陶磁器」をテーマに、高麗時代初期の青磁から朝鮮後期の青華白瓷まで、計約100点が展示され、陶磁器の製作技法、形態、模様など多様な観点から所蔵品を照らす。
第2部「生活の中の白磁」は、朝鮮時代に日常的に使われていた白磁が再現された空間となっている。サランバン(書斎)や台所などの日常的な場所で、食膳の食器、副葬品、祭礼用品など多様な用途で使用された白磁が伝統家具と一緒に展示される。この第2部では、博物館所蔵遺物45点が展示される。
第3部は、「京畿道の陶磁器」をテーマに、陶片約1,110点が高麗前期~朝鮮後期まで年代記ごとに展示され、京畿道の陶磁器の特徴が参考資料を通じて集中的に紹介されている。
最後の第4部は、「近現代の伝統陶磁」をテーマに、博物館所蔵の近代遺物9点、現代作品7点が展示される。
特に、「京畿道の陶磁器」は、加平郡下板里、広州市仙東里、坡州市雪馬里などで発掘・収集された約1,100点の陶片資料で京畿道の陶磁遺跡を照らす。また、収蔵庫に保管された形そのままを再現して、価値の高い学術資料としての陶片の重要性の反芻を図った。
展示に関する詳細は、韓国陶磁財団ホームページ(www.kocef.org)で確認できる。
出典:京畿Gニュース
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