DMZ生態系サービス
投稿日d 2017-06-09 ヒット数 309
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環境汚染問題が深刻化する中、全世界では警告のメッセージが絶えずに挙がっている。私たちが生活している環境とその環境がつくり上げる生態系は、私たちの暮らしと密接な関係にあり、基本となる水、空気、太陽光などをはじめ、原材料、食料、大気質など様々なサービスを提供してくれている。このように、生態系から人間が得ている恵沢を生態系サービスと言う。生態系サービスには、供給サービス、調節サービス、生息地及び支援サービス、文化サービスがある。
• 供給サービス – 食料、水、原材料、医薬資源(植物)
• 調節サービス – 気候と大気質、炭素隔離(貯蔵)、災害緩和、汚水処理など
• 生息地及び支援サービス – 種の生息地、遺伝の多様性の維持
• 文化サービス – レクリエーション、観光、芸術的インスピレーション、所属感
京畿道は、国際環境専門家機構「ESP(生態系サービスに関するパートナーシップ)」とともに、DMZ保全を目的とするESPアジア事務所をDMZ生態観光支援センター内に誘致した。DMZを含めたアジア地域の国境地帯における環境管理を行うため、生態系サービス基盤政策への意志を標榜する第一回国際行事「DMZ生態系サービス国際フォーラム」を開催する。
• 主題:平和のための人と自然のつながり
• 日時:2017年6月13日(火)~6月15日(木)
• 場所:DMZ生態観光支援センター
6月13日(火)には関係者会議、2日目の6月14日(水)には本会議が開かれ、生態系サービス政策及び自然資本の管理、生態的つながりと国境地帯の協力など2つのセクションと協力事業案における協議を主題に、全体討論として実施される。3日目の6月15日(木)には、民間人統制線、坡州キャンプグリーブス、国家地質公園(古文里峡谷)などの現場踏査が行われる。
詳細については、ESPアジア事務所(☎ +82-70-8887-3000)、またはホームページ((dmz.gg.go.kr)で確認できる。
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