今年の下半期に外国人住民約300人、無料法律の教育•相談を受ける
投稿日d 2016-12-01 ヒット数 240
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道、今年‘直接訪ねる無料法律教育•相談’の初実施…華城などの3つの地域で6回実施
京畿道は、今年の下半期中、外国人住民約300人を対象に、‘直接訪ねる無料法律教育•相談’を実施したと、11月22日に明らかにした。ⓒ京畿Gニュース
#バングラデシュ出身の外国人労働者のMさん(30)は、今年5月、自分が勤めていた金浦市のキッチン用品メーカーで勤務中に指が切り取られる事故に遭った。安全上の注意教育をまともに受けていないうえ、保護具を着用していないのが禍根であった。
右手の人差し指と中指をそれぞれ二関節ずつ失われたMさんは、障害の診断を受けた後、今まで半年が経ているが、まともな仕事をしていない。事業主から手を使わなくなった後遺症に対する治療費と慰謝料を全く受けないまま、気を腐らしていたMさんは、‘京畿道の直接訪ねる法律相談所’を介して無料の訴訟を進行する計画である。
韓国第1の外国人居住地域である京畿道が、外国人住民の法律福祉と権益の保護に乗り出している。京畿道は、今年の下半期中、外国人住民約300人を対象に、‘直接訪ねる無料法律教育•相談’を実施したと、11月22日に明らかにした。
直接訪ねる無料法律教育•相談は、京畿道の外国人住民の無料法律相談サービスの一環として、差別や不利益を受けても解決策を見つけるのが難しい道内の外国人住民のために、今年初めて施行されたカスタマイズサービスである。
今回のサービスは、▲10月13•27日、11月6日、華城市外国人福祉センター▲10月14日、華城市多文化家族支援センター▲11月13日、始興市外国人福祉センター▲11月20日、金浦市外国人住民支援センターなどの合計4つの機関で6回行われた。
サービスの内容は、生活法律、労務、在留資格などの法律の教育と不当解雇、未払い賃金、ビザの変更などに対する法律相談を実施しており、法律相談は、道の法務担当官所属の弁護士と労務士により、専門的に進行された。
道は今回のサービスを介して、全91件を相談し、このうち9件について無料訴訟を進行する計画である。無料の訴訟の内訳は、家庭内暴力と離婚訴訟3件、労働災害による民事上の損害賠償請求3件、未払い賃金請求訴訟2件などである。
道の関係者は、“困難に直面しても、助けを求める方法を知らないか、時間がないため道庁内の無料法律相談所を訪ねることができない外国人のために、直接訪ねる無料法律教育•相談を進めてみると、切ない話と事情があまりにも多かった”とし、“外国人住民の法律死角地帯をなくし、権利を保障するために無料法律教育•相談を実施することになっており、来年には訪問地域を拡大する方針である”と述べた。
一方、道は2012年から外国人住民の無料法律相談サービスを実施しており、今年の下半期までに計760件の法律相談と27件の無料の訴訟を支援した。道内の外国人住民は、昨年末基準、55万4160人と集計された。
相談を希望する外国人住民は、平日の午前10時から午後5時まで、道の無料法律相談室でサービスの提供を受けることができる。相談は通訳要員を介して日本語、英語、中国語、モンゴル語、ベトナム語など、5カ国の言語の支援を受けて行われる。
イ・ジュンギュン eyekle@hanmail.net
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