“トランプ当選に伴う京畿道の対応策を用意すべき”

投稿日d 2016-11-22 ヒット数 240

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道、イ・ジェユル行政1副知事中心のTFチームの構成…京畿研究院の分析レポートの準備などの推進

ナム・ギョンピル京畿道知事は11月10日午前、イ・ジェユル行政1副知事に“トランプ候補の当選が韓国と京畿道に及ぼす影響について綿密に分析して準備する必要がある”とし、“行政副知事を中心に対応チームを構成して対策を講じなければならない”と注文した。資料写真。ⓒ京畿道庁

 

ナム・ギョンピル京畿道知事が、米国大統領選挙の結果が京畿道に与える影響についての分析と対応策作りに乗り出す。

ナム・ギョンピル京畿道知事は11月10日午前、イ・ジェユル行政1副知事に「トランプ候補の当選が韓国と京畿道に及ぼす影響について綿密に分析して準備する必要がある」とし、「行政副知事を中心に対応チームを構成して対策を講じなければならない」と注文した。

ナム知事はまた、“トランプ当選者が選挙期間中に強硬な対北朝鮮政策と防衛費分担金の増額などを強調したため、安全保障問題に影響があると思う”とし、“平沢など、約1万8千人の在韓米軍が駐留している京畿道の特性上、綿密な対策が必要である”と強調した。

ナム知事は引き続き、トランプ当選者が大統領選挙の過程を通して、韓米FTAを代表的な不平等通商交渉の事例で言及した事例をあげて、“米国の利益を最優先にするトランプの保護貿易主義により、韓米FTA再交渉の可能性がある”とし、これに対する準備も呼びかけた。

京畿道によると、韓米FTA以降、自動車、電気電子、化学などの製造業分野で、年平均生産額は1兆7000億ウォンが増加し、貿易収支は5億6千90万ドルの黒字などの経済的効果をあげていることが分かった。

ナム知事の指示に従って道は、直ちに行政1副知事を団長にして、企画調整室と経済室、均衡発展室、京畿研究院などの主要室•局と機関、そして各分野の専門家が参加するTFチームを構成して、対応策作りに乗り出すことにした。

また、道は京畿研究院を中心にトランプ候補の当選が京畿道に及ぼす影響を分野別に分析、レポートを作成することにした。

先立って、ナム知事はトランプ候補の米国大統領の当選が確定した11月9日、Facebookを介して“米国政府の政策に大きな変化があると予想される。この場合、それだけ不確実性も大きくなると思う”とし、“我が社会の全般にも影響が少なくない見通しである。経済•安保危機と相まって、対外関係を新たに確立しなければならない。特段の覚悟と大転換が必要である”と強調している。

 

キム・ジンギョン jinkyoungkim@kg21.net

 

http://gnews.gg.go.kr/news/news_detail.asp?number=201611101512357055C048&s_code=C048&page=1&SchYear=2016&SchMonth=11