世界第2位の貴金属加工企業のドイツのヘレウス、光教に‘巣’

投稿日d 2016-07-13 ヒット数 345

コンテンツ

水原光教ビジネスセンターに統合本社を用意…新事業の開発に拍車

1.jpg イメージです。

◇京畿道は、6月30日午前10時30分から水原光教ビジネスセンターで、ヘレウス韓国統合本社の開所式を進行した。 ⓒ京畿Gニュース

ドイツ最大の家族企業であり、世界貴金属加工素材部門の第2位企業であるヘレウスの韓国統合本社が、水原光教ビジネスセンターに扉を開いた。

6月30日の午前に開催された開所式には、京畿道投資振興課のイ・ミヌ欧州チーム長をはじめ、フランク・スティツ(Frank Stietz)、ラルフ・ドロステ(Ralf Droste)グローバル事業部門の社長団及びバーバラ・チョルマン(Barbara Zollmann)韓独商工会議所の事務総長、ジャン・ソンギュ、ヘレウスコリア代表などが参加した。

ヘレウスは、年間売上高129億ユーロ(約17兆ウォン)、従業員1万2500人を雇用している貴金属の取引と特殊加工製造分野の世界最大のファミリー企業である。この企業は、1980年から韓国市場に進出しており、効率的な統合管理と新事業の開発のために、華城・安山・仁川などに散らばっている韓国内の事業場と研究センターを統合、水原光教ビジネスセンターに統合本社を用意した。

京畿道は、ヨーロッパ・ヒドゥンチャンピオン誘致戦略に基づいて、2014年からヘレウス本社を訪問し、道内への投資を誘致してきた。

京畿道の関係者は、“ヘレハウスが2015年に‘韓国、自動車、ディスプレイ’の3大キーワードを主な内容とするビジョン2020を発表しており、韓国への投資拡大を推進してきた。”とし、“今回の統合本社の発足もビジョン2020の一環として、これから提携の可能性が高い。”と、提案の背景について説明した。

続いて、“イギリスのBrexit(ブレックシート)事態以後、欧州企業の保守的な投資が予想される時点で、ドイツの強い中小企業であるヘレウスの統合本社の開所は、今後、京畿道の欧州企業の投資誘致活動に大きく役立つものと期待される。”と述べた。

道はこの日、ヘレウスの韓国支社に、▲ヘレウス保有特許の京畿道内のスタートアップの提供▲リチウムイオンバッテリー、3Dプリンティング金属材料などのヘレウスの新産業分野と道内中小企業とのマッチング支援などを提案した。

道は、ヘレウスが持っている特許を道内のスタートアップに提供し、商用化の技術で開発する方針である。道内のスタートアップがヘレウスの特許技術を商用化させる場合、スタートアップは、ヘレウスが持っているグローバル・ネットワークと連携した海外での販売網を持つことができ、ヘレウスも特許の提供を通じて、相互利益を共有することができるというのが、道の判断である。

一方、ドイツのヘレマウスは、オーストリアのプランジェ、イタリアのテクノプローブに続いて、三番目に京畿道に巣くっている欧州の強小企業である。

ⓒ京畿Gニュース|ハ・スヒョンhyunie94@naver.com

 

http://gnews.gg.go.kr/news/news_detail.asp?number=201606301627447596C052&s_code=C052