京畿道、中国の広東省と新型感染症の対応に協力を求め

投稿日d 2016-04-18 ヒット数 351

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4月5日、‘中国の保健医療代表団招請歓迎式’の開催

“韓•中両国の協力により、感染症の対応に大きな発展を期待”


◇イ・ギウ、京畿道社会統合副知事は、4月5日に開かれた‘中国広東省および恵州市の保健医療代表団招請歓迎式’で、“韓国と中国が協力すれば、感染症の対応に大きな発展があると期待している。”と述べた。 ⓒ京畿Gニュース、ゴ・ジョンヒョン

中国広東省および恵州市の関係者9人で構成された代表団が、メールスなどの新型感染症の対応についての協力のために京畿道を訪問した。

京畿道は4月5日午後、道庁の状況室で‘中国広東省および恵州市の保健医療代表団招請歓迎式’を開いて、両地域間の感染症対応システムの協力強化方案を模索した。

中国代表団は、広東省の保健衛生委員会のジン・チュクセイ副主任を団長とする広東省疾病予防センター•メールス予防専門チーム、恵州市保健衛生関連の公務員と、昨年5月、広東省に入国した韓国のメールス患者を治療した恵州市人民病院の医療スタッフが含まれている。

代表団の今回の訪問は、京畿道の招待によるもので、この日から3泊4日の日程で京畿道を訪問する。

先立ち、昨年末には、イ・ギウ、社会統合副知事を団長とする京畿道代表団が広東省と恵州市を訪問し、両国間の感染症の対応に対する協力について議論したことがある。

イ・ギウ、社会統合副知事は歓迎式で、“昨年、広東省と恵州市を訪問してメールスに関して緊密な対話を交わしたが、再び会うことになり、非常にうれしい。”と中国代表団を歓迎した。

イ副知事は、また“最初の患者が京畿道で発生したが、メールスを落ち着かせることができたのは、ガバナンス協力システムを整えたためである。”とし、“最近では、ジカウイルスが発生するなど、感染症に国境がなくなっている。韓国と中国が協力すれば、感染症の対応に大きな発展があると期待している。”と述べた。


◇この日、京畿道感染症管理本部のイ・ヒヨン副本部長は、‘韓国の海外流入新型感染症の現状と対応’をテーマに発表した。中国側からは、恵州市人民病院の関係者が中国の感染症の管理システムとメールス患者の治療および対応システムについてブリーフィングした。ⓒ京畿Gニュース、ゴ・ジョンヒョン


◇中国代表団の団長である広東省保健衛生委員会のジン・チュクセイ副主任は、“京畿道の招待に感謝しており、ジカウイルスなどの新型感染症と関連した協力を強化しよう。”と提案した。ⓒ京畿Gニュース、ゴ・ジョンヒョン

ジン・チュクセイ団長は、“京畿道がメールスの発生時、官民合同医療委員会を中心にガバナンスシステムを構築し、専門性を備えた強力な執行機構を設けて、選別診療所の運営を通じて、信頼性の高い安定的な診療体系を備えたのが、2次拡散を遮断することに決定的な役割を果たした。”と評価した。

ジン団長は続いて、“京畿道が用意したメールスの後に、患者や家族、自家隔離者、医療スタッフなどにトラウマを克服することができるよう支援する心理支援プログラムが非常に印象的であった。”とし、“京畿道の招待に感謝しており、ジカウイルスなど、新型感染症と関連した協力を強化しよう。”と提案した。

この日、京畿道感染症管理本部のイ・ヒヨン副本部長は、‘韓国の海外流入新型感染症の現状と対応’をテーマに発表し、韓国の対応と国際協力の必要性について強調した。中国側からは、恵州市人民病院の関係者が中国の感染症の管理システムとメールス患者の治療および対応システムについてブリーフィングした。

一方、中国代表団は、感染症診療施設を見学するために、国家指定の隔離病床を備えている明知病院を訪問し、亜洲大病院の圏域外傷センターなどを見学する予定である。


◇中国代表団の今回の訪問は、京畿道の招待によるもので、3泊4日の日程で京畿道を訪問する。参加者たちの記念撮影の様子。ⓒ京畿Gニュース、ゴ・ジョンヒョン

ⓒ京畿Gニュース|イ・ジュンギュンeyekle@hanmail.net

 

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