“6つの大陸の生涯教育事例の共有で、生涯学習の価値を再確認”
投稿日d 2015-07-07 ヒット数 542
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道、2015世界生涯学習フォーラムを開き、6大陸の事例を紹介…持続可能な実践方案の模索も
◇ 18日、始興のABC幸せ学習タウンで開かれた‘2015世界生涯学習フォーラム’で、ラウル·バルデス、ユネスコ生涯学習研究所の国際学習都市担当官(左)が、‘生涯学習の実践に向けて’をテーマに基調講演をしている。 ⓒ京畿Gニュース、ホ・ソンリャン
世界中の生涯学習の動向と事例を見て、生涯学習の持続可能な実践戦略を議論する場が京畿道の始興で行われた。
京畿道は18日、始興のABC幸せ学習タウンのABCホールで、京畿道生涯教育振興院、始興市と共同で‘2015世界生涯学習フォーラム’を開き、6大陸の生涯学習の事例を照明、同伴成長のための方案を模索した。
‘学習、その中に隠された宝’をスローガンに、19日まで続く今回のフォーラムでは、道内の生涯教育関係者、6大陸の生涯教育の専門家、学習サークルなどの生涯学習関係者300人余りが参加した。パク·スヨン道行政1副知事、ガン・ドゥクグ京畿道議会議長、キム・ユンシク始興市長、グァク・サンウク烏山市長なども一緒にした。
パク·スヨン京畿道行政1副知事は、開会式で“抱川市のジャンザ村には、ハンセン病を患う人々が集まって住んでいるが、子供の頃から学校に通うことができず、ハングルを知らない。京畿道は、彼らのためにハングルの生涯教育を実践中である。”とし、“このような教育を道内のあちこちで持続的に行うためには、生涯学習の実践戦略が極めて重要である。世界的な専門家たちと一緒にした貴重な場であるだけに、多様な意見を交わしてほしい。”と伝えた。
ガン・ドゥクグ京畿道議会議長も、“100歳時代をさらに幸せで健康に迎えるためには、生涯学習を通じて、絶えず学んで努力しなければならない。全世界的に生涯学習が注目されている理由でもある。”とし、“世界の色んな国の碩学らと生涯学習のケースを共有し、学ぶことができる意味深い席になることを願う。”と述べた。
初日の18日には、欧州、中国、米国、アフリカ、南米、オーストラリアなど6つの大陸の生涯学習関連の発表と総合討論が行われた。
発表の前に、フォーラムを後援したユネスコ生涯学習研究所のラウル·バルデス国際学習都市担当官が‘生涯学習の実践に向けて’をテーマに基調講演を行った。
ラウル·バルデス国際学習都市担当官は、“全世界の教育界は、今年の世界教育フォーラムで平等な質の高い教育と生涯学習を意味する「仁川宣言文」が採択されるなど、21世紀の生涯学習の重要性はますます高まっている。”と強調しながらも、“生涯学習の定義が正確でなく、一つの教育政策に統合する問題など、解決すべき課題も多い。”と指摘した。
彼は、その解決策として、“非形式、無形式の学習結果に対する検証と生涯学習家庭•町•都市•社会づくりなどのための努力が必要である。”とし、“強力な政策的意志、教育システム内の包容的学習、活発な生涯学習文化などを介して、生涯学習の持続可能な発展を遂げることができる。”と主張した。
続く‘ヨーロッパの学習都市づくり’の事例発表では、英国ウェールズのスウォンジー湾の企業学習都市、アイルランド・コーク市の学習都市、フィンランド·エスポーのウェルビーイング学習都市の3カ所を詳しく紹介した。
◇ パク·スヨン道行政1副知事がフォーラムの開会式で、歓迎の演説を行っている。 ⓒ京畿Gニュース、ホ・ソンリャン
ラウル·バルデス国際学習都市担当官は、“ヨーロッパの学習都市は、現在、安定して活性化されているという良い評価を受けている。”とし、“特に、すべての市民が生涯学習の機会を利用できるように、適切な学習空間、財政基盤などを解決するために努力している。”と述べた。
ダイヨン・ウィアン北京教育科学アカデミーの成人•職業教育研究所研究員(国際協力担当官)は、‘中国北京の生涯学習都市の機能とネットワーク構築システム’について発表した。
ダイヨン・ウィアン国際協力担当官は、“革新と持続可能性は、北京学習都市を構築するための基盤として、2008年の北京オリンピックは北京学習都市構築の起爆剤になった。”とし、“北京学習都市を造成するために、2007年の学習都市建設促進協定の締結、2011年の第12回北京学習都市構築5カ年計画の推進などの段階的なプロセスを経てきた。”と伝えた。
彼は、“北京学習都市は、自ら革新し、改善している持続発展の可能性が十分にある都市で、新たなビジョンと戦略、学習文化などを介して、世界的生涯学習都市のトレンドになるだろう。”と評した。
この他にも、各国から来た生涯学習の専門家らが、△アメリカの大学の地域社会での役割と歴史(米国オハイオ州立大学教授)△ブルキナファソの疎外女性の能力強化教育を通じた自立(アナトール・ニアメゴ非形式教育振興協会長)△生涯学習型ODA事業の成功戦略とホンジュラスのベストプラクティス(エルザ・オソルト、ホンジュラス社会的企業の砂糖財団理事)△オーストラリア・メルトン学習都市の生涯学習効果の測定(ピーター・ブルロンディン、メルトン地域社会学習委員会委員長)などをテーマに、事例の共有と討論を行った。
19日には、京畿道生涯教育振興院の生涯学習幸福指数の活用方案、始興市の地域社会基盤の生涯学習の事例、光州広域市のピョンチョン村の生涯学習文化まちづくり事例など、国内の生涯学習実践家たちの発表が用意されている。
イ・ソン道生涯教育振興院長は、今回のフォーラムに対して“生涯教育は、人生100歳時代の到来に応じて、すべての国民に未来のための宝物として、大きな価値を認められている。”とし、“今回のフォーラムをきっかけに、生涯教育の進むべき方向を一緒に模索して、持続的な関心と参加に繋がることを期待する。”と述べた。
一方、‘世界生涯学習フォーラム’は、2013年から隔年で運営されており、2012年の京畿生涯教育グローバル・フォーラム、2013年の世界生涯学習フォーラムに続いて3番目に開催されて、世界的な生涯教育国際フォーラムとして位置付けられている。
◇ フォーラムには、道内の生涯教育関係者、6大陸の生涯教育の専門家、学習サークルのメンバーなど、生涯学習関係者300人余りが参加した。 ⓒ京畿Gニュース、ホ・ソンリャン
◇ ダイヨン・ウィアン北京教育科学アカデミーの成人•職業教育研究所研究員(国際協力担当官)が、‘中国北京の生涯学習都市の機能とネットワーク構築システム’について発表している。 ⓒ京畿Gニュース、ホ・ソンリャン
京畿Gニュース|ノ・ギョンフイkhrohh@kg21.net
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