メールスストレスの心理支援、医療スタッフ・自宅隔離解除者へと拡大

投稿日d 2015-06-29 ヒット数 464

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1577-0199にお問い合わせすると、高リスク群選別の心理支援、病院連携の治療も

 

 

◇ 京畿道は、自宅隔離対象者と一般道民を対象に運営していたメールス心理支援サービスの対象を、医療スタッフと自宅隔離解除者に拡大することにした。資料写真。 ⓒ京畿Gニュース、ユ・ジェフン

京畿道がメールス長期化の影響に起因する京畿道民の不安とストレスを軽減するために、対象を絞った心理支援案を拡大することにした。

24日、京畿道によると、道は去る17日から自宅隔離対象者と一般道民を対象に運営していたメールス心理支援サービスの支援対象を医療スタッフと自宅隔離解除者に拡大することにした。また、これを細分化して対象を絞った心理支援プログラムも運営する。

京畿道の関係者は、“自宅隔離対象者と解除者は、孤立した生活と地域社会の偏見などにより、怒りと憂鬱感などを、医療スタッフは職業の特性上、感染の危険と地域住民の偏見などによりストレスが高い。”とし、“予測不可能な伝染病に対する不安心理を持っている一般道民だけでなく、特定の状況に置かれている医療スタッフと自宅隔離解除者に対する心理支援が必要な時点である。”と説明した。

道は、これによって、対象者別の精神健康ガイドラインを製作し、京畿道SNSなどを通じて積極的に広報する一方、自宅隔離対象者と解除者、医療スタッフには別途郵便を送り、自分の状況を確認できるようにする方針である。

ガイドラインに沿って自ら相談が必要であると判断した方は、京畿道精神健康増進センターで24時間運営しているメールス心理カウンセリング電話1577-0199や31ヶ所の市•郡の精神健康増進センターに相談の要請をすれば、相談をうけることができる。

道は、電話相談を通じて、心理安定が必要であると判断される方を高リスク群として選別して、心理支援相談、初期症状の管理、精神健康増進センターの連携、精神健康医学科の治療、ヒーリングプログラムの支援などを実施する予定である。

道は、これとは別に、自宅隔離解除者と解除者などを中心に相互扶助(mutual aid)プログラムを開発、普及して、正常な生活の回復と心身の安定を支援する予定である。医療スタッフの場合には、関連機関長の協力を得て、病院中心の心理支援プログラムに参加できるように誘導することにした。

道は、精神健康ガイドラインの制作と配布の後、高リスク群の選別•管理と、対象を絞った心理支援プログラムの普及を実施する計画である。

イ·ギウ、京畿道社会統合副知事は、今回の心理支援サービスの拡大について、“対象別に置かれた状況とストレスが異なり、対象を絞った心理支援プログラムを用意することになった。”とし、“京畿道は、最善の心理支援対策を用意して実践するつもりであるが、最も強力な心理支援は、京畿道民から出てくると思う。”と述べた。

ⓒ京畿Gニュース|キム·ジンギョンjinkyoungkim@kg21.net

http://gnews.gg.go.kr/news/news_detail.asp?number=201506241500127055C048&s_code=C048