京畿道、攻めのマーケティング戦略で米州医療市場攻略

投稿日d 2015-05-11 ヒット数 3642

コンテンツ

京畿道と京畿観光公社(社長:イム・ビョンス)は、ダニエル病院と共同でアメリカ現地にて医療観光説明会を開催した。

 

今年8月7日(金)、米ロサンゼルスにあるオックスフォードパレスホテルにて開催した説明会には、現地の医療関係者及び韓国医療観光に高い関心を持つ在米韓国人など150人余りが出席した。説明会では、京畿道・富川所在のダニエル総合病院など、同説明会に参加した道内医療機関の病院概要及び医療サービスに対する紹介があった。なお、訪問期間中にロサンゼルス現地病院と業務提携に関するMOUを締結する計画だという。

 

京畿道と京畿観光公社、並びに同説明会に参加した京畿道所在の医療機関は、今回のロサンゼルス医療観光説明会を通じて、在米韓国人の母国訪問需要を医療観光でカバーする母国訪問や医療サービス、歴史、文化、観光を一度に楽しめる新しい観光パターンを提案し、新市場確保に向けたマーケティング戦略を確立、誘致活動に乗り出すという。なお、アメリカ人に安価で質の高い医療サービスと観光を提供する京畿観光商品をお披露目するつもりだ。

 

さらに、今回京畿道ダニエル病院とロサンゼルス聖ヴィンセント病院間のMOU締結を通じて、韓国で医療サービスを受けた患者らがアメリカに帰国してからも連携治療を受けられるよう、病院間の交流協力システムを構築し、医療観光参加者らの医療サービスに対する満足度向上及び効率的な診療のための基盤を設けるという。

 

京畿道と京畿観光公社は、道内優秀医療機関での診療と京畿道所在の代表観光地を連携したコースを開発するなど、医療サービスと観光を目的にした母国訪問、どちらにも偏らない効率的な医療観光の商品化にも拍車をかけている。

 

京畿道と京畿観光公社は、医療観光の活性化に向けて、全世界を舞台に広報活動を積極的に展開している。今年7月カザフスタンでの医療観光説明会の開催により現地医療グループで構成された20人のツアー団が京畿道を訪れ医療施設及び医療サービスを体験するほか、京畿道の主要観光地を訪問するなど、目に見える成果をあげている。

 

イム・ビョンス京畿観光公社社長は、「高付加価値商品及び次世代成長エンジンである医療観光の活性化に向け、京畿観光公社は道内医療機関を中心にした医療観光協議グループの構築、優秀医療機関と主要観光地を連携した観光コース開発、海外主要市場における医療観光説明会の開催など、医療サービスのシステム構築とマーケティング支援に全力で取り組んでいく」と述べた。