京畿道、ロシアの政府調達担当機関とMOUへ

投稿日d 2015-05-07 ヒット数 350

コンテンツ

 

PYH2012102602880001301_P2.jpg イメージです。

聯合ニュースによると、

道内中小企業のロシア政府調達市場開拓に一歩

経済協力投資団とともにロシアを訪問している京畿道のいキム・ムンス知事は25日午前9時(現地時間)、モスクワにあるクラウンプラザホテルでロシア調達担当機関であるUEMP(United Electronic Market Place)の代表と「京畿道-ロシア UEMP了解覚書(MOU)」を締結した。

協約により、京畿道とUEMPは道内中小企業がロシア調達担当機関サイトに参加できるように情報を共有し、ネットワークを構築することを約束した。

韓国自治体のうち、ロシアの政府調達担当機関と提携協約を締結したのは京畿道が初めてとなる。

2005年に商取引マーケットとして発足したUEMPは2009年に電子調達サイトとして正式に設立され、ロシア国家調達の15%を占めている。

ロシアにある5社の電子調達担当機関では最大規模のオンライン売買システムを構築し、ロシア交通庁、内務部、道路庁、保健庁、科学アカデミー、消費者保護院、大統領行政部の調達を担当している。

全国の医療機器分野で40%のシェアを占める京畿道は今回の協約を土台に、道内の優秀な医療機器がロシア調達市場に進出できるように努める方針。

キム知事は「ロシア最大の調達担当機関と協約を締結することを大変嬉しく思っている」とし、「医療機器を始め、IT機器など様々な分野で道内企業がロシア市場に進出できるように支援していく」と約束した。

UEMPの代表も「ITが大変発達した韓国の京畿道と協力できることを嬉しく思う」とし、「ロシアでは国内外の企業が同一な条件で調達市場に入札を行っており、多くの優秀な京畿道企業がロシアの電子調達に参加してほしい」と話した。

キム知事はUEMPとのMOU締結に続き、モスクワに所在するロシア技術公社の本社を訪問し、ロシア技術公社第一副会長と「京畿道-ロシア技術公社の技術投資協約」を締結した。

同協約により、ロシア技術公社は世界トップ水準の機械・IT・宇宙航空などコア技術を京畿道に提供し、道内有望中小企業はこの技術を元に製品を生産して海外市場に進出する予定。

2007年に設立されたロシア技術公社はロシアGDPの23%に及ぶ439社のロシア公企業を統合管理している国営企業。

さらに、キム知事は「2012 ロシア秋季美容展」が行われているモスクワのクロッカス・エキスポの展示館を訪問し、美容展に出展した京畿道の企業関係者を激励した。

京畿道投資協力団はスベルドロフスク州のエカテリンブルグに移動し、26日午前9時から投資説明会、ロシアの国営企業及びウラル連邦大学とのMOU締結などロシア訪問3日目の公式日程を行っている。 

原文記事

出所:聯合ニュース(2012.10.26)

**本内容は上記のウェブ版に掲載されている記事を訳したものです。