「垣根のない村の学校、クムテゥル(夢の枠組み)」始興に戸を開く
投稿日d 2015-05-04 ヒット数 514
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22日、正往洞の‘3愛バプト’で開所式…多文化家庭の子どもなど、放課後の学習指導
◇ 京畿道は、22日午後2時、始興市グンソ路3愛バプトで‘垣根のない村の学校、クムテゥル’の開所式を開催した。開所式に参加した村の住民と学生たちが記念撮影をしている。 ⓒ 京畿Gニュース
多文化家庭の子供のための村の学校が外国人密集地域である京畿始興市の正往洞に設立された。
京畿道は、22日午後2時、始興市正往洞の‘3愛バプト’で‘垣根のない村の学校、クムテゥル’(以下、クムテゥル)の開所式を開催した。
‘クムテゥル’は、多文化家庭や都合が難しい家庭の子供たちに放課後学習を指導するところである。‘夢を盛り込んだ枠組み’という意味で、村の学校で子供たちがにょろにょろ成長することを願う気持ちを込めた。
ド・ヒョンソン京畿道多文化家族課長は、“クムテゥルは、韓国人と外国人がお互いの相違を認め、尊重する心から出発した村の共同体事業”とし“クムテゥルが地域社会に根付く村共同体の模範となってほしい”と話した。
クムテゥルは、‘3愛バプト’を利用する児童と地域脆弱階層の児童など10人余りを対象にしており、現在、その半分が多文化家庭の子どもである。クムテゥルの教師は、地域住民である結婚移民者および退職したボランティアらなど6人で構成され、英語•中国語などの外国語を教えるとともに、学習指導を担当する。
チャ・ソンファ始興市多文化家族支援センター長は、“これまでセンターを運営しながら、多文化家庭の子供の潜在力と可能性を引き上げるために村の学校が必要であることを痛感した”とし“外国語に精通している結婚移住女性には仕事を提供することができ、もっと意味がある”と説明した。
正往洞と正往1洞は、始興市の外国人人口の約73%(1万9千人)が居住する地域である。ここの多文化家庭の子供たちのための教育サービス方案を探していた始興市多文化家族支援センター(‘社会福祉法人福音ザリ’委託運営)は、1月、京畿道が推進する‘多文化村共同体事業’の対象者に選定され、計1300万ウォンの事業費を支援されることになった。
クムテゥルの教育の場所は、地域商人会の助けを借りて、始興市多文化家族支援センター隣の商店街の建物に用意された。これに先立って地元の商人会は、2011年から始興市多文化家族支援センター隣の商店街の建物に欠食児童給食施設‘3愛(関心•分け合い•和合)バプト(食堂)’を毎朝•毎晩運営しており、バプトをクムテゥルの教育場所として活用することに同意した。
この日、クムテゥル村の学校の教師のアイリーン(34•女性•始興市新川洞•フィリピン出身)さんは、“多文化子供たちには多くの関心とお世話が必要である。”とし“責任感を持って熱心に教えるつもりである。”と話した。
◇ この日の開所式で、始興市多文化家族支援センターは、3愛バプトとグンソ小学校間の‘クムテゥル運営協約’を締結した。ⓒ 京畿Gニュース
一方、始興市多文化家族支援センターは、この日、3愛バプトとグンソ小学校間のクムテゥル運営協約式も締結した。
これにより、始興市多文化家族支援センターは、村の学校の運営をはじめ、全般的な教育カリキュラムを計画する。 3愛バプトは教育空間、食事などを提供し、クムテゥルの近くに位置したグンソ小学校は、グンソ小学校に通う子どもたちとセンターを結ぶなど、クムテゥルの学生募集に協力することを約束した。
開所式には、ド・ヒョンソン京畿道多文化家族課長とハン・ゴンソク3愛バプト代表をはじめ、シン・ミョンジャ社会福祉法人福音ザリ理事長、村の住民と学生約40人が参加した。
京畿道は、今年1月から多文化村共同体事業を通じて、クムテゥルを含めて、今年は合計26の多文化村共同体事業を選定した。道は、1つの事業あたり200万〜1500万ウォンずつ合計2億ウォンの事業費を支援している。
ⓒ 京畿Gニュース|イ·ソヨンleesy8127@naver.com
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