京畿道代表団、ギリシャで1000万ドル規模の投資誘致に成功
投稿日d 2015-03-06 ヒット数 291
コンテンツ
○ コスモス社、現代&コスモスヨッティングに1000万ドルの投資
○ 華城前谷海洋産業団地に1万3千㎡規模のヨット製造施設設立
– 年間最大500億ウォン、100台規模の高級ヨット製造
○ 南景弼知事、ギリシャの生産再健・環境・エネルギー省のラファザニス大臣と面談
– ギリシャ公企業の民営化に韓国企業の参加を提案
海洋産業の活性化方案の樹立と社会的経済のハブを構築するために、ギリシャとイタリア歴訪に出発した南景弼(ナム・ギョンピル)京畿道知事が、ギリシャで1000万ドル規模の投資誘致に成功した。
ナム知事は、現地時間の2日午後8時、ギリシャアテネのディヴァニ・カラベル(Divani Caravel)ホテルでジョーダニス・ヘジベログロー(Jordanis Hatziveroglou)コスモスヨッティング代表、ニコラス・モイジディス(Nikolaos Moysidis)取締役と、現代ヨットのト・スンギ代表、李花順(イ・ファスン)華城市副市長などが参加した中、ギリシャのコスモスヨット社と京畿道間の合弁投資協約を締結した。
コスモス社と現代ヨットは昨年1月、現代&コスモスヨッティングという合弁会社を設立し、今回の協約によりコスモス社は合弁会社に110億ウォン(1,000万ドル)を投資することになる。現代&コスモスヨッティング社は、華城市に位置する前谷海洋産業団地内に13,075㎡(3,900坪)規模のヨット基地を設立し、年間最大500億ウォン、100台規模の高級ヨットを製造、コスモス社の賃貸事業用ヨットとして納品する予定である。コスモスヨット社は、1987年にギリシャのアテネで設立されたヨット専門企業で、ヨーロッパ20ヶ国でヨット事業を運営している。イギリスやドイツ、スウェーデンにも現地法人を置いているコスモス社は、ヨット製造や販売だけでなく、ヨットのレンタルおよびマリーナ港の運営などによって事業範囲を拡大している。
現代ヨット社は、1975年現代精工のヨット事業部から始まり、2008年に法人を設立した40年の歴史を持つ企業である。韓国最大規模のヨット・ボートメーカーであり、特に中級以上のヨット製造技術が優れている。2012年には、韓国初の100ft級高級ヨットタイプの京畿道行政船・京畿パダ号を製造した経験も持っている。
京畿道は、今回の投資が韓国の高級ヨットの需要を増加させる一方で、韓国ヨット産業のアジア市場進出の足場を設けるものと期待している。また、1万個以上の部品で構成されるヨットの特性上、長期的には前谷海洋産業団地内にヨット部品を扱う部品企業クラスターも可能なものと見通した。
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