京畿道・議政府市、YGと1千億ウォン台のK-POPクラスター造成合意

投稿日d 2015-01-20 ヒット数 283

コンテンツ

 

2015_012010_2706_016.JPG イメージです。

○ 京畿道と議政府、YGエンターテイメント投資MOUを16日に締結
○ 議政府市山谷洞一帯にYGグローバルK-POPクラスター造成
○ YG、1千億ウォンを投資し、議政府山谷洞一帯に大規模なマルチ公演施設などを造成
○ 600人以上の雇用創出効果(雇用波及約4千人)と地域経済活性化を期待

 韓国を代表するエンターテイメント企業のYGが、議政府市山谷洞一帯49,600㎡規模(1万5千坪)の敷地に、2018年までに大規模なマルチ公演施設やポピュラー音楽体験場、ショップ、休憩スペースなどを備えたK-POPクラスターを造成する。

 南景弼(ナム・ギョンピル)京畿道知事とヤン・ミンソクYGエンターテイメント・YGプラス代表取締役、安秉龍(アン・ビョンヨン)議政府市長は16日午前11時30分、議政府市庁でこのような内容を盛り込んだ「YGグローバルK-POPクラスター造成のための協約書」に署名した。この日の協約式には国会議員の文喜相(ムン・フィサン)、洪文鐘(ホン・ムンジョン)氏、道議員の金正永(キム・ジョンヨン)、趙南爀(チョ・ナムヒョク)、金栄敏(キム・ヨンミン)、朴順子(パク・スンジャ)氏、市議会議長の崔庚子(チェ・ギョンジャ)氏など主要関係者と地域住民など100人余りも参加した。

 今回の協約に基づいてYGエンターテイメントは、土地購入費375億ウォン、工事費625億ウォンなど総事業費1,000億ウォン以上を投資して▲大規模コンサートホールと▲小規模ホール5つ、▲YGを含む韓国とアジアのポピュラー音楽をテーマにした常設展示体験場、▲ポピュラー音楽創作者のためのレジデンスホテル、▲スタジオ、▲各種ファッションやコスメなどの文化商品ショップ、▲ゴルフなどのアウトドアスポーツや音楽体験ができる休憩スペースなどを造成する予定である。

 YGエンターテイメントは、議政府K-POPクラスターをYG LAセンターと連携したマルチアジア&アメリカ本部とし、選抜された人材を育成する一方、坡州、高陽の文化芸術クラスターと連携して、ポピュラー音楽の創作と流通、消費を一度に可能にする場所に造成するという計画だ。

 京畿道と議政府市は、YGグローバルK-POPクラスターが造成されると、600人以上の雇用が新たに創出され(雇用波及効果は約4千人)、地域住民の優先雇用、韓国・海外観光客の流入など、地域経済の活性化に大きな助けになるものと期待している。

 南景弼京畿道知事は、この日の挨拶で「K-POPクラスターが議政府市の発展とイメージ向上の礎になるだろう。韓流コンテンツの企画・生産・流通を行い、京畿道北部に海外観光客を誘致するコアビジネスになるものと確信している。グリーンベルトの解除など多くの行政手続きが残っているが、事業が成功するよう議政府市と一緒に積極的に支援していく」と述べた。

 安秉龍議政府市長は、「今回の協約で議政府市が韓流文化の中心に定着することになった。地域経済の発展はもちろん、文化・観光・レジャーが楽しめる観光名所になるものと期待される」と述べた。

 YGエンターテイメント・YGプラスのヤン・ミンソク代表取締役は、「YGエンターテイメントのすべての能力を集約したK-POPクラスターを、議政府に造成することになった。ポピュラー音楽の教育と創作、複合公演施設やホテル、ビューティーショップなどが揃った複合文化空間を実現していく」と明らかにした。

 一方、グローバルK-POPクラスターが入る議政府市山谷洞一帯は、ソウル外郭循環高速道路や九里-抱川高速道路を通じて、ソウルと仁川空港からアクセスしやすいことから、韓国はもちろん海外の観光客誘致の最適地として評価されている。