京畿道・中国間の交流協力の成果持って帰国
投稿日d 2014-12-12 ヒット数 326
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「グローバル企業指導者ラウンドテーブル」に出席…韓中経済協力及び道内投資拡大を要請
実質的な経済協力及び公共外交強化を議論、ボアオ・アジア・フォーラム招待に受諾
◇ナム・ギョンピル京畿道知事が韓・中の公共外交の強化という1泊2日間の中国訪問の成果を持って12日帰国した。写真は京畿道庁より
「グローバル企業指導者ラウンドテーブル」に出席するために中国を訪れたナム・ギョンピル京畿道知事が、韓・中の公共外交の強化という1泊2日間の中国訪問の成果を持って12日帰国した。
ナム知事は「グローバル企業指導者ラウンドテーブル」の開会挨拶で、経済・科学技術分野の交流協力案を提示し、中国の政界・財界の要人と京畿道と中国間の実質的な経済協力策について意見を交わした。中国でのボアオ・アジア・フォーラムに招待されるなど外交成果も遂げた。
12日午前、中国・北京で開かれた「グローバル企業指導者ラウンドテーブル」で、ナム知事は開会挨拶で▲韓中デジタル・コンテンツ・フォーラムの創設▲パンギョ・テクノバレーと北京・中關村間の経済・科学技術における協力関係の構築▲道内韓中経済フォーラムの開催など、両国間の各分野における交流協力強化に関する計画などを紹介し、多くの中国企業とグローバル企業が韓国と京畿道という有望な市場に注目してほしいと述べた。
ナム知事は「アジアのシリコンバレーであるパンギョ・テクノバレーと中關村の間の経済・科学技術協力関係を構築したい。京畿道は中国に技術投資をし、中国は海淀园(中關村機関)を通じて京畿道に技術投資を行うことになる」と述べた。
続いて「来年5月は京畿道で韓・中経済フォーラムを発足させ、京畿道と中国の間の交流の場を設ける」として、中国企業のさらなる関心を呼びかけた。
中關村は中国を代表する先端IT産業団地で、述べ面積だけで488㎢とヨイドの168倍に上り、約1万4千社の入居、常駐社員だけで約150万人と推計される中国のシリコンバレーだ。道はパンギョ・テクノバレーと中關村機関である海淀园の間の技術交流に向けた業務協約を推進している。
これに先立ち、11日には来年3月中国・海南で開かれる予定のボアオ・フォーラムに招待された。
ナム知事は同日、「グローバル企業指導者ラウンドテーブル」の歓迎晩餐会で、ボアオ・フォーラムの周文重事務総長から正式に招待された。
これに対してナム知事は「これまでは欧米中心の世界経済秩序だった。ボアオ・フォーラムを通じてアジア中心の経済秩序をつくっていきたい。アジアの未来のためのビジョンをつくっていく議論に参加することを希望し、このためのフォーラムの建設的な役割を期待する」と、受諾の意思を伝えた。
ボアオ・フォーラムはアジア諸国間の協力を通じた経済発展を目的に、毎年中国・海南省の博鰲で開催されるアジア地域の経済関連フォーラムだ。韓国や中国、日本、オーストラリアなど26カ国が加盟国として参加している。来年3月28日に「アジアの新たな未来:新しい運命共同体」のテーマで開催される予定だ。
一方、ナム知事は12日に現地メディアとインタビューし、韓中FTA妥結と経済協力、京畿道と広東省間の交流協力、朝鮮半島の平和と統一に向けた中国の役割などについて意見を示した。
ナム知事は広東省の機関紙である南方日報とのインタビューで、「韓中FTAが締結され、両国間の経済関係が全面的にグレードアップし、アジア・太平洋地域の経済統合議論を後押しすることを希望する。大事なのは、互いに共生できる道を探ることだ。京畿道のシンクタンクなどを通じて両国が互いの弱点を補い、強いは守る方法を研究する」と、韓中FTAがへの見解を述べた。
韓中FTAを機に韓中の両国経済に占める割合が高い京畿道と広東省の間の科学技術と知識基盤産業分野の経済協力を拡大させ、両国の経済成長を牽引していくことを希望するという意見も示した。
朝鮮半島の平和に向けた中国の役割については「非核化された統一朝鮮半島が、核を保有する分断朝鮮半島よりも中国と北東アジアの平和発展にはるかに有利だということを、中国の主要指導者や国民と共有したい」として、中国の建設的な役割を求めた。
京畿道の関係者は「韓中FTA妥結と北朝鮮・日本との外交など中国との関係がいつにも増して重要な時点で、ナム知事が地方自治体の公共外交の役割を拡大させるきっかけをつくった。これから京畿道と中国の交流協力はさらに強固なものになると期待している」と、訪中の成果を説明した。
http://gnews.gg.go.kr/news/news_detail.asp?number=201411131034597055C048&s_code=C052
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