京畿道、バージニア州と6人協議体構成に合意、定例会議開催へ

投稿日d 2014-10-31 ヒット数 276

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○ マコーリフバージニア州知事、28日に京畿道を公式答訪
○ アジア4ヶ国歴訪中、京畿道を訪問
○ 京畿道、「政策協議会設置でより実質的な交流方案を樹立」

京畿道とアメリカのバージニア州が、6人協議体を構成し、定例会議の開催に合意したことにより、両地域間の実質的な交流が拡大する見通しである。

南景弼(ナム・ギョンピル)京畿道知事と、テリー・マコーリフ(Terry McAuliffe)バージニア州知事は、28日午前11時、京畿道庁コントロールセンターでこのような内容を盛り込んだ両地域間「政策協議会の設置に関する合意書」に署名した。

合意書によると、両地域は各地域から3人ずつ、計6人の協議会を構成した後、定期的な会議を開催して通商、投資、技術、文化、人的交流、情報通信技術などの部分で協力を推進することとした。京畿道は、協議会の共同委員長に崔顕德(チェ・ヒョンドク)経済室長を、バージニア州は米連邦住宅都市開発部の次官を務めたモーリス・ジョーンズ(Maurice Jones)バージニア州商業通商長官を任命した。

バージニア州は、世界のインターネット・トラフィックの半分以上が通るデータ産業のハブで、京畿道は今回の協約を通じてナム知事が推進しているビッグパイ・プロジェクト事業の支援が受けられるものと期待している。また、協議会の構成により、両地域間の政策協議との交流などもより一層強固なものになるものと見ている。
テリー・マコーリフ(Terry McAuliffe)州知事の京畿道訪問は、ナム知事の公式招請によるものである。ナム知事は、7月のアメリカ歴訪期間中にバージニア州を訪問し、「京畿道には、サムスンやヒュンダイ、起亜など韓国を代表する企業はもちろん、韓国ITを代表する企業が集まっている。京畿道をぜひ訪れて良い投資計画を一緒に立ててほしい」と、マコーリフ州知事の答訪を要請していた。

マコーリフ州知事は、去る19日から日本、中国、香港などアジア3ヶ国を歴訪し、27日の最終訪問地である韓国に到着した。27日、朴槿恵大統領を表敬訪問したマコーリフ州知事は、28日午後ナム知事と共に鄭烘原(チョン・ホンウォン)国務総理に会い、韓米関係の重要性などについて議論した。

京畿道の関係者は「京畿道とバージニア州は、1997年4月に姉妹提携を締結して以来、17年以上に渡り交流協力関係を続けてきた。今回の訪問は、両地域の実質的な交流協力方案を設けたという点で意味が大きい」と説明した。

マコーリフ州知事は1月に就任し、選挙キャンペーンで東海と日本海の併記を公約にしており、3月30日、アメリカ50州初の東海併記法案に最終署名し、話題になった。これにより、今年7月1日からバージニア州の公立学校で採用されているすべての教科書には、「東海」が日本海と共に表示されることが義務付けられた。マコーリフ州知事は、29日の午前便で帰国する。