道・始興市・新世界サイモン、プレミアム・アウトレット及び地域経済活性化協約

1500位上の雇用創出、年間の国内外観光客500万人の誘致に期待

◇ ナム・ギョンピル京畿道知事とキム・ユンシク始興市長、キム・ヘソン新世界グループ社長、カン・ミョング新世界サイモン代表取締役が18日、始興市庁で「ペゴッ新都市複合開発始業における始興プレミアム・アウトレット及び地域経済活性化協約」を締結している。

◇ ナム・ギョンピル知事とキム・ユンシク市長等がカン・ミョング新世界サイモン代表取締役から始興プレミアム・アウトレット建設事業に関する説明を聞いている。

京畿道と始興市、㈱新世界サイモンが、始興市ペゴッ新都市に道内3番目のプレミアム・アウトレットを建設する。

ナム・ギョンピル京畿道知事とキム・ユンシク始興市長、キム・ヘソン新世界グループ社長、カン・ミョング新世界サイモン代表取締役は18日、始興市庁で「ペゴッ新都市複合開発始業における始興プレミアム・アウトレット及び地域経済活性化協約」を締結し、地域の共存共栄に向けて連携することで合意した。

今回の協約式は昨年4月に京畿道と始興市、新世界サイモン社が結んだ投資意向協約(LOI)からさらに発展した投資協約で、道は新世界サイモン社の投資が確定したことを意味すると説明する。協約式には国会議員のハム・ジンギュ氏や同議員のイム・ビョンテク、チェ・ジェベク、イ・サンヒ氏、ユン・テハク市議会議長、住民代表などが出席した。

協約により新世界サイモンは2017年までに約2500億ウォンを投資し、京畿道始興市ペゴッ都市開発事業地区の複合用地約14万5千平方メートルの敷地にプレミアム・アウトレットを造る。2014年末に着工予定のプレミアム・アウトレットはスペイン沿岸の村をモチーフとした異国的な建物に250余りの国内外の有名ブランドが入店する予定だ。

京畿道と始興市は始興プレミアム・アウトレットにより1500余りの雇用が生まれ、年間の国内外観光客を500万人以上誘致できると期待している。新世界と新世界サイモンは地元住民の優先雇用、地域特産物販売売り場のアウトレット内への設置、ウォルゴッポ区やオイ島などと連携した観光活性化プログラムの開発など、地域経済の活性化を目指す狙いがあるとされている。

ナム知事は同日の挨拶で「今回の投資協約の最大の意味は地元住民の優先採用やローカルアイテムマーケットの設立など企業と地域の共存共栄にある。製造業中心だった始興市がサービス産業と調和したブランド都市に発展し、黄海の経済観光ベルトの中心地になれるよう行政支援を続けたい」と述べた。

また、ナム知事は「京畿道と始興市、㈱新世界サイモン、地元住民が力を合わせてみんながWin-Winする結果を収めることができた。これからも着実な協力を通じ良い雇用が生まれることを望む」と述べた。

キム市長は「京畿道がプレミアム・アウトレットの建設を提案し、多くの支援をしてくれたからここまで来ることができた。今後、年間700万人に上る買い物客の訪問で地域経済の活性化に大いに貢献すると思う。大企業の国内投資が減っていくなかでも思い切った投資を決めていただいた㈱新世界サイモンに感謝し、ウォルゴッなど既存の地域商圏との共存共栄と始興市民の優先雇用など、市の全般に様々な効果が出ることを期待している」と述べた。

新世界グループのキム・ヘソン社長は「美しい自然景観を持つ始興市に投資することを画期的なチャンスだと思っている。地域社会の一員として、全ての経験と力量を動員して地域発展に貢献できるスポットをつくれるよう、最善を尽くす」と述べた。

一方、2007年に驪州、2011年に坡州にオープンしたプレミアム・アウトレットは年間500万人余りの観光客が訪れており、地域経済の活性化と雇用創出に貢献している。道は先日、議政府と新世界、新世界サイモン社と議政府山谷洞一帯の約15万平方メートルに1億ドル(約1100億ウォン)以上が投資される郊外型プレミアム・アウトレット建設に合意している。

◇ 始興プレミアム・アウトレットの敷地

◇ 始興プレミアム・アウトレットの鳥瞰図

http://namkyungpil.gg.go.kr/archives/83965