サムスン、2017年から京畿道・平沢で最先端の半導体ライン稼働

投稿日d 2014-10-16 ヒット数 391

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○ 京畿道、サムスン電子、平沢市、京畿都市公社が6日、サムスン電子の早期稼動のための投資および支援協約式を開催
○ サムスン、2015年上半期に古徳に工場を着工し、2017年下半期から稼動
○ 当初の計画より1年以上投資時期を前倒し

京畿道平沢市の古徳産業団地に、世界最大規模の次世代最先端半導体ラインが、当初の計画より1年以上早い2017年に建設される見通しである。

南景弼(ナム・ギョンピル)京畿道知事と権五鉉(クォン・オヒョン)サムスン電子副会長、孔在光(コン・ジェグァン)平沢市長、崔金植(チェ・グムシク)京畿都市公社社長は、6日午前10時、平沢古徳産業団地の現場事務所でこのような内容を盛り込んだ「サムスン電子の平沢古徳産業団地早期稼動のための投資および支援協約式」を開催した。

サムスン電子は、新しい半導体ラインの稼動を2018年末頃に計画していたが、京畿道と平沢市の絶え間ない早期投資要求と、最近持続的に成長を維持している半導体の需要に積極的に対応するため、当初の計画に比べ1年以上前倒しして早期投資を決定したと説明した。

今回の早期投資と支援協約の締結は、2012年7月の分譲契約締結以降、約26ヶ月ぶりに行われたもので、サムスン電子は2015年上半期から着工を始め、2017年下半期にライン稼動を開始する予定である。

サムスン電子は、2017年までに第1段階として15兆6千億ウォンを投資し、今後の状況を考慮して追加投資を進めていく方針である。

平沢古徳産業団地に入ったサムスン電子の敷地は計283万㎡であり、このうち79万㎡を活用して、インフラ施設および最先端の半導体ライン1基を建設する計画で、残りの敷地は市況によって追加利用が可能である。

南景弼京畿道知事は、この日の協約式での挨拶で「サムスンの早期投資を1,260万人の京畿道民と共に歓迎する。早期投資に伴うインフラなどが適期に支援されるように専用タスクフォースチームを構成し、すべての行政支援を惜しまない」と述べた。南景弼京畿道知事は昨年8月、サムスン電子の李在鎔(イ・ジェヨン)副会長と権五鉉副会長に相次いで面会し、国家経済活性化のためにサムスン電子の早期投資を要求していたことが分かった。

孔在光平沢市長も「サムスンの投資をきっかけに管内の企業と連携し、相乗効果と雇用創出および地域経済の活性化を通じて平沢市を韓国最高の企業に良いブランド都市「韓国新成長経済新都市・平沢」として作り上げていきたい」と述べた。

権五鉉サムスン電子代表理事は「平沢産業団地に入る半導体産業団地は、サムスン電子半導体の未来を担う重要な役割を遂行することになるだろう。早期投資を積極的に支援してくれた政府と京畿道、平沢市に深く感謝の意を表する」と明らかにした。

一方、産業部でも今回のサムスン電子平沢工場の半導体ラインの稼動に必要な電力が早期に供給されるよう支援する計画で、2017年下半期の工場稼動は順調なものと期待を集めている。